Micronがデータセンター向け新型SSD「Micron 6550 ION」を発表 コンパクトなE3.S形状×PCIe 5.0×最大約60TB×ワッパで競合を圧倒
Micronが、容量重視のデータセンター向けSSDの新製品をリリースした。コンパクトなE3.S形状でPCI Express 5.0接続に対応した上で、60TBモデルも用意したという。(2024/11/14)
産業動向:
大林組が都市型DC事業に参入、10年で1000億円投資 31年度に40MW級のDC群構築
大林組は、データセンターを開発/運用する新会社「MiTASUN」を設立し、都市型DC事業に参入する。第1弾のDCを2028年度に東京都港区に開設する他、すでに都内で第2弾の用地も確保。今後10年以内に総額約1000億円を投じる。(2024/11/13)
@IT放送局β版(7):
AI音声で@ITをちょい聞き! 人気記事2位は「セキュリティ専門家も『何かがおかしいけれど、攻撃とは言い切れない』と判断に迷う現象が急増」、1位は?
@ITの記事をラジオ形式でお届けする連載「@IT放送局β版」。人気の記事をランキング形式で紹介します。第7回は「AWS、Google、Microsoftによる支配が進むデータセンター市場に新規参入者が増加、なぜ? IDC調査」など3つの記事を取り上げます。(2024/11/11)
AI好調でインフラ投資を加速
Metaが「サーバの耐用年数を延ばす」のをやめる“なるほどの訳”
MetaはAI関連の取り組みが進展していることを受け、データセンターへの積極的な投資を実施する。その中で同社は、サーバなどの機器の耐用年数に関わる方針を一部変更するとみられる。(2024/11/9)
半導体ライバルとは対照的に【後編】
赤字のIntel、「売れないAI半導体」だけではない不振の理由
Intelの業績不振が続いている。データセンター分野ではAI(人工知能)技術関連のニーズが拡大する中で、なぜ同社の業績は低迷しているのか。その原因はどこにあるのか。(2024/11/4)
2028年の市場規模は5兆円超えの見込み:
AWS、Google、Microsoftによる支配が進むデータセンター市場に新規参入者が増加、なぜ? IDC調査
IDC Japanは国内データセンターサービス市場の予測を発表した。2023〜2028年の年間平均成長率は13.2%で、2028年の市場規模は5兆812億円に達すると予測する。(2024/10/31)
通信分野にも積極進出:
チップレットベースのデータセンターAI製品に注力、韓国新興
韓国のAI(人工知能)チップ新興企業Rebellionsは、チップレットベースのデータセンター用AIアクセラレーターの開発と展開に力を入れている。2020年に設立された同社はさまざまな企業と協業しながら、韓国で存在感を高めている。(2024/10/29)
CIO Dive:
「データセンター全体を仮想化」 VMware、プライベートクラウド機能を充実させた製品をリリースへ
Broadcomの傘下となったVMwareは新たなプライベートクラウドのソリューションを発表した。ITのサイロ化を解消し、コスト削減や効率化、セキュリティの向上を目指す。(2024/10/29)
@IT放送局β版(5):
人間顔負け? 回を追うごとに変わるAIのテンション――おすすめ記事をAIがお届け、10月3週目「聞く@IT」
@ITの記事をラジオ形式でお届けする連載「@IT放送局β版」。人気の記事をランキング形式で紹介します。第5回は「2024年上半期の世界クラウド/インフラ市場、成長率でデータセンターがクラウドサービスを逆転」など3つの記事を取り上げます。(2024/10/29)
技術トレンド:
みずほ銀がDCネットワークを刷新、シスコ自らが基本設計を担当
みずほ銀行が自社データセンターネットワークを刷新した。基本設計をネットワーク機器ベンダーが直接担った。(2024/10/29)
福田昭のデバイス通信(478) AIサーバの放熱技術(11):
AIサーバから始まるデータセンターの液体冷却時代
今回から、純水や冷却液などの液体を使ってラックマウントサーバを冷却する「液体冷却システム」の概要を解説する。(2024/10/28)
次世代データセンターの究極の形【後編】
空冷式でも水冷式でもない「水中データセンター」への期待と現実
小型のデータセンターを海底に沈める「水中データセンター」は、持続可能なデータセンターの一つの形態として期待を集めているが、その普及には幾つかの課題が待ち受けている。6つの視点で考える。(2024/10/23)
カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」用のミニチュアサーバラック登場 日東工業とコラボ
ターリン・インターナショナルは17日、「手のひらネットワーク機器」と同じ1/12スケールでサーバラックをミニチュア化した「日東工業サーバーラックFSシリーズ」を発表した。組み合わせてサーバルームやデータセンターを再現できる。(2024/10/17)
Amazonも次世代原子力発電所(SMR)開発に投資 MicrosoftとGoogleに続き
Amazonは、次世代型原子力発電小型モジュール炉(SMR)の開発や建設を支援するため米2社と契約したと発表。原発の近くに新データセンターを建設する契約を3月に結んだことも発表した。(2024/10/17)
ネットワークと脱クラウドの現実【後編】
ネットワークの「オンプレミス回帰」で陥りやすい“落とし穴”とは
企業がネットワークの機能や機器をオンプレミスデータセンターで構築し直そうとする動きが広がっている。しかし、ネットワークの移行は容易ではない。企業が陥りやすいポイントを解説する。(2024/10/17)
「NVIDIAが爆発的に成長している」Synergy Research調査:
2024年上半期の世界クラウド/インフラ市場、成長率でデータセンターがクラウドサービスを逆転 何が起きているのか?
Synergy Research Groupは、クラウドエコシステムの成長に関する新しいレポートを発表した。それによると、クラウドサービスおよびインフラストラクチャ市場における事業者およびベンダーの収益は、2023年上半期と比較して23%増加し、4270億ドルに達した。(2024/10/16)
次世代データセンターの究極の形【中編】
サーバは「海に沈める」のが合理的? 水中データセンターの5大メリット
データセンターを陸上に建設するのではなく、海中に沈める「水中データセンター」の活用に向けた取り組みが世界各地で進んでいる。水中データセンターにはどのようなメリットが見込めるのか。(2024/10/16)
Google、Kairos Powerと原子炉電力購入の契約 「AI開発の加速に役立つ」
AIに注力するGoogleは、自社のデータセンターに電力を供給するため、米原子力新興企業Kairos Powerが開発する小型モジュール炉から原子力エネルギーを購入する契約を結んだと発表した。AI開発の加速に役立つとしている。(2024/10/15)
AMD、AIの推論に適したデータセンター向け「Instinct MI325X」 2025年Q1デビュー
AMDは、LLMモデルのトレーニングや推論に適したデータセンター向け新型アクセラレータ「Instinct MI325X」を発表した。推論性能は、NVIDIAのH200と比較して最大1.4倍としている。(2024/10/11)
ちょっと昔のInnovative Tech:
正常なCPUがたまに“こっそり”計算ミスする「Mercurial core」とは何か 米Googleが21年に研究報告
米Googleに所属する研究者らが2021年に、大規模データセンターにおいて、一見正常に動作しているように見えるCPUコアが、実際には誤った計算結果を出力する「Mercurial core」と呼ばれる問題が発生していることを明らかにした研究報告を発表した。(2024/10/9)
次世代データセンターの究極の形【前編】
究極のサーバ冷却は「データセンターを水に沈める」だった?
データセンターを水中に沈める実験が、世界の各所で進められている。データセンターによる電力や水の消費量が増える中で、水中データセンターはその解決策になるのか。(2024/10/8)
大口顧客は1社でリスクも:
「お皿サイズの巨大AIチップ」を手掛けるCerebrasが上場へ
データセンター用の巨大なAI(人工知能)チップを手掛ける米Cerebras SystemsがIPO(新規株式公開)を申請した。ただし懸念もある。その一つが、売上高のほとんどをアラブ首長国連邦アブダビの技術メーカーG42を占めていることだ。(2024/10/7)
「FUJITSU-MONAKA」を搭載:
富士通とSupermicro、AIシステム基盤の開発で協業
富士通とSuper Micro Computerは、戦略的協業を始める。電力消費を抑えた高性能プロセッサ技術や環境に配慮した水冷技術などを持ち寄り、次世代プロセッサ「FUJITSU-MONAKA」を搭載したデータセンター向け「AIコンピューティングプラットフォーム」を、2027年より提供していく予定である。(2024/10/8)
プロセッサとSSD間の伝送線路を評価:
キオクシアら、3次元プロービング技術を開発
キオクシアとモーデックは、プロセッサとSSDを接続した伝送線路において、立体構造物であっても110GHzまでの高周波特性を直接評価できる「3次元プロービング技術」を開発した。この技術を用いるとデータセンター向けサーバなどに搭載するマザーボードの性能や品質改善が容易となる。(2024/10/4)
Gartner Insights Pickup(371):
世界的なメガトレンドが促すデータセンター戦略の変革
AI(人工知能)、持続可能性、自動化、サイバーセキュリティなどの世界的なメガトレンドが、データセンターを根本的に変えつつある。これらのトレンドの長期にわたる大きなうねりにより、ITオペレーションに重要な変化が生じている。インフラストラクチャとオペレーション(I&O)のリーダーにとって、これらのトレンドに対処することは、データセンターの競争力と存在意義を維持するために不可欠だ。(2024/10/4)
2024年見込みは470億ドル:
半導体材料市場、2029年に583億ドル規模へ
富士経済は、半導体材料について2029年までの世界市場を予測した。これによると、2024年見込みの470億米ドルに対し、2029年には583億米ドル規模に達する。新たなAI(人工知能)搭載機器の登場や、データセンター向けサーバの需要増加などにより、半導体材料市場は拡大が続く。(2024/10/1)
福田昭のデバイス通信(473) AIサーバの放熱技術(6):
ルーム内に冷却器を追加してラックマウントサーバの冷却能力を高める
今回から、データセンターやラックマウントサーバの冷却能力を高める技術を解説する。サーバルーム内に補助となる冷却器を追加する、ラックマウントサーバの排気口で空気を冷やすなどの手法を紹介する。(2024/10/1)
電力料金も上昇が続き、運用コストがかなり膨らむ:
「効率化よりも太陽光発電と風力発電への投資を優先すべき」なデータセンターの総電力消費量急増、その要因は? IDC予測
IDCは、データセンターの電力コストとテクノロジープロバイダーやデータセンター事業者への影響などについて考察したレポートを発表した。(2024/9/30)
クラウドサービスと環境配慮【後編】
クラウドデータセンターの環境負荷軽減に役立つ「ESGツール」とは?
データセンターの環境負荷軽減が社会的な課題となる中で、ユーザー企業も環境負荷の問題とは無縁ではいられなくなりつつある。主要クラウドベンダーは環境負荷に関してどのような選択肢を提供しているのか。(2024/9/30)
一般企業にとってハードルの高いGPU導入
NVIDIAに聞いてみた、NVIDIAの高性能GPUを手軽に調達できる方法はある?
一般企業が独自の生成AI活用に挑戦しやすい環境が整い始めたが、問題となるのはAIインフラの要となるGPUだ。大規模に導入するとなると、調達費用はもちろん、データセンターも厳選する必要がある。ハードルを下げる方法はないものか。(2024/9/30)
高い冷却能力で高発熱サーバに対応:
PR:「GPUを使い倒せる」液冷対応データセンターサービス NTT Comが本格展開へ
AI処理などで使われる高性能GPUは発熱量が大きく、既存の環境では十分な冷却が難しくなっている。NTT Comのデータセンターサービス「Green Nexcenter」は液冷方式のサーバ機器に対応しており、高性能GPUを十分に活用できるようになる。(2024/9/27)
福田昭のデバイス通信(472) AIサーバの放熱技術(5):
GPUの台頭と進化がサーバの消費電力を急増させる
AI(人工知能)対応でCPUとGPUの消費電力は増大している。そのため、既存のデータセンターの冷却に大きな負担がかかっている。(2024/9/25)
AI×社会の交差点:
エヌビディアの株価急落、インテルの「内憂外患」 AI最前線で今何が起きているのか
AIはデータセンターからエッジへ。AI半導体の次の注目分野はどれか。エヌビディア・インテルの決算から市場の今後を考察する(2024/9/24)
IBMや新興企業も開発に取り組む:
「省エネなAI」に効く? アナログチップの可能性
AIの普及によりデータセンターの消費電力の増大が課題になっている。“省エネのAI”を実現する上で鍵になりそうなのがアナログチップの活用だ。(2024/9/18)
福田昭のデバイス通信(471) AIサーバの放熱技術(4):
ラックサーバのデータセンターを支える空冷技術
データセンターの放熱/冷却システムの詳細を解説する。まずは空冷方式を取り上げる。(2024/9/18)
災害少ない土地で、電力会社グループが運用:
データセンターに求められる“安定感” 実現にちょうどいいのは香川だった
適切なデータセンター選びとアウトソーシングは、主業務に集中できる環境を提供し、コスト削減やBCP対策を実現する、戦略的な選択だ。そんなデータセンターに欲しい要素にマッチしたのは香川県だった。(2024/9/18)
コンカー、日本にデータセンターを開設 機密データの国内管理が可能に
経費管理のクラウドサービスを手掛けるコンカー日本法人は、日本国内にデータセンターを開設した。(2024/9/13)
水がいらない液冷や固体冷却も:
AI需要で盛り上がるデータセンター冷却の新技術
AI(人工知能)ワークロードの需要に対応するためにデータセンターが増加する中、冷却システムの重要性も増している。今回、水がいらない液冷や固体冷却など、近年登場してきた革新的新技術をまとめた。(2024/9/13)
スイスビット D2200シリーズ:
データセンター/エンタープライズ向けPCIe Gen5 SSD
スイスビットは、PCIe Gen5 SSDの「D2200」シリーズを発表した。電力1Wあたり最大970Mバイト/秒のシーケンシャル読み取り性能を示す。エンタープライズサーバやエッジデータセンター用途に適する。(2024/9/4)
2023年は経済的課題とIT支出の減少などを理由に低迷:
データセンター向けストレージ市場、2028年までに1030億ドルに急成長 要因は?
Omdiaは、データセンターストレージ市場についての予測を発表した。2023年のデータセンターストレージ市場は低調だったが、2028年までに売上高が1030億ドルに増加すると予測している。(2024/9/4)
AWS、Microsoft、Google、Faceboook、Apple、Alibabaなど:
主要なクラウド/インターネットサービス企業19社のデータセンター総容量の62%は、わずか20の州/都市に集約される、東京は何位? Synergy Research Group
Synergy Research Groupは、わずか20の州または都市にあるハイパースケールデータセンターが、世界の主要なクラウドおよびインターネットサービス企業19社の総容量の62%を占めていることを明らかにした。(2024/9/3)
福田昭のデバイス通信(468) AIサーバの放熱技術(1):
熱に関する基礎知識
「Hot Chips 2024」の技術講座(チュートリアル)のテーマは放熱技術だった。CPU/GPUの消費電力が増加し、サーバやデータセンターの放熱技術に対する注目が集まっているからだ。本シリーズでは、Hot Chips 2024の技術講座などをベースに、最新の放熱技術を解説する。(2024/9/3)
変わりつつあるストレージの常識【前編】
「HDD要らない説」がもはや“異端”ではなくなった理由
データセンターにおいてSSDはさまざまな用途に使われるようになったとはいえ、HDDの代替が難しいと考えられる用途もあった。だが状況は変わりつつある。背景にどのような変化があるのか。(2024/9/3)
オンプレミスは全体の20%まで減少すると予測:
増え続ける大規模データセンター容量、成長けん引要因は? Synergy Research調査
Synergy Research Groupは、データセンター容量のトレンドについて発表した。2029年まで、オンプレミスは全体の20%まで減少すると予測する一方で、総データセンター容量は急速に増加し続けるという。一体どういうことなのか。(2024/8/29)
組み込みエンジニアも知っておきたい:
AI時代のデータセンタートレンド インフラの統合と水冷システム
サーバ/ストレージ/ネットワークといったデータセンターの設備をAI(人工知能)処理に対応させるためには、高度なGPUやアクセラレーターといった設備を統合させる必要があります。インフラの統合にあたって最も考慮すべき点は冷却で、AIデータセンターでは水冷(液冷/液浸)式の導入が加速しています。(2024/8/29)
ハイブリッドクラウド運用効率化と負担軽減:
カオス化解消のコツ CTCは厄介なハイブリッドクラウド運用をどう変えたのか
伊藤忠テクノソリューションズでは、パブリッククラウドや自社のデータセンターなど、多様な環境でサービスを提供したことで運用負荷が増大し、サービスレベル維持の難易度が上がっていた。同社はこの課題をどのように解決したのか。(2024/9/5)
エネルギー需要の8割は電力大量消費のGPUと冷却、その具体的な削減策とは:
「AIがデータセンター成長の要因」の今、実際、電力消費量の何%を占めるのか? ABI Researchレポート
ABI Researchによると、データセンターのサイト数は年平均12%のペースで増加し、2030年までに2万4000を超え、総電力消費量も2477テラワット時に達する見通しだ。(2024/8/22)
全部門が同じKPIを追う:
「1億円受注」「案件獲得2倍」 NTTPCのインサイドセールス改革が成功した2つの理由
ネットワークやデータセンター事業を手掛けるNTTPCコミュニケーションズは、2020年に営業組織の大規模な改革を実施し、その一環でインサイドセールス組織を立ち上げた。その結果、1億円規模の大型案件の受注や新規獲得件数の倍増など、目覚ましい成果を上げている。(2024/8/22)
次世代800Gbps/1.6Tbps通信を見据え:
200Gbpsの受信用光デバイスを24年内量産へ、三菱電機
三菱電機は2024年8月20日、データセンター向け光トランシーバーに搭載する受信用光デバイスの新製品として、800Gbps/1.6Tbps光ファイバー通信用の200Gビット/秒 pin-PD(Photo Diode)チップ「PD7CP47」を発表した。2024年内の量産開始を見込む。(2024/8/21)
2026年以降は成長が急激に鈍化:
データセンター向けAIプロセッサ市場規模、2029年には1510億ドルへ Omdia予測
Omdiaはクラウドおよびデータセンター向けAIプロセッサ市場についての調査結果を発表した。2022年には100億ドル弱の市場規模だったが、2024年は780億ドルへ成長した。(2024/8/21)