1998年6月18日
任天堂とハドソンは,共同出資会社「招布」(まねぎ)を設立した。資本金は1億円。出資比率は任天堂が60%,ハドソンが40%。 この「招布」は,NINTENDO64とゲームボーイが連係するタイトル(ポケットモンスターなど)の開発用ツールやノウハウなどを,任天堂系のソフトメーカー各社に提供していく。 将来的には同社からタイトルそのものが発売される可能性がないわけではないが,基本的にはツール類の開発・供給など,「ユーザー側からは見えない」部分での業務がメインとなるという。
なお,ハドソンとしては今後もマルチプラットフォーム対応メーカーという立場に変更はなく,セガやSCE向けのソフトは引き続き提供していくことを強調。今回の出資会社での協力をきっかけに,「任天堂プラットフォームのみにソフトを提供することになるのでは?」という一部の噂を真っ向から否定している。 [原 毅彦,ITmedia] |
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