1998年7月27日
チュンソフトは7月23日,かつてスーパーファミコンやサターンで発売していたサウンドノベルシリーズ3作を,リニュアルしてプレイステーションで発売すると発表した。プレイステーションに移植されるのは,「弟切草」(12月),「かまいたちの夜」('99年1月),「街」('99年2月)。*かっこ内はいずれも発売予定日。 スーパーファミコンに新たなジャンルを開拓した「弟切草」など,今でもこのシリーズのファンは非常に多い。「次世代機」と呼ばれた世代のゲーム機には,サターンの「街」が出たのみで,サウンドノベルシリーズのプレイステーション登場を望む声が高かった。 「弟切草」は,主人公と彼女が迷い込んだ洋館を舞台にしたホラーもの。プレイステーション版では,独特の世界感を持つ木村俊幸氏の書き下ろしグラフィックを採用し,画面を総入れ替えで大幅にグラフィックが強化された。より幻想的な恐怖感が向上したものとなりそう。新ストーリーも追加される。
最後の「街」は,トレンディドラマをプレイヤーの選択で渋谷が組み上げていくようなノベル。裏で同時進行しているほかのストーリーと因果関係を持ちながら,各ストーリーを行き来してプレイできるシステムが斬新だ。プレイステーション版では,難易度の設定ができるなど,ライトユーザーでもサウンドノベルを満喫できるはず。 価格はいずれも未定。 [ITmedia] |
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