1998年11月27日 続報：Dreamcast発売直前 秋葉原の深夜はやっぱヘン 　予想通り，秋葉原をはじめ，日本各地で27日発売のDreamcastを求め，ショップの前でオープン待ちで徹夜するユーザーが続出しているようだ。さて，ゲーマーの聖地・秋葉原でのDreamcast発売前夜のもようは，27日午前1時に更新したばかりだが，続報をレポートする。 　徹夜を続行中のファンは，寝袋や毛布を持ち込み，寒さを凌いでいた。「早朝に入手できたとしたら，いつプレイするの？」と聞いたところ，「朝までだと疲れるので，夕方まで寝て，それからですね」との返事も。 　徹夜組の本体同時購入ソフトは，「バーチャファイター3tb」が，ダントツで人気ナンバー1。「バーチャ」をやるため，ジョイスティックやVMSが欲しいという声も多かったぞ。 　徹夜の列には，若者だけでなく，この寒いのに40〜50代の方も並んでいらっしゃった。お子さんのためか？　もし自分の（この可能性大）だったら，同じセガファンとして尊敬いたします（いやマジで）。お忙しい中，セガの大高氏も様子を見に来てました。 　秋葉原の記念すべき夜といえば，Windows 95やWindows 98の発売日に，「Macintoshは不滅です」というプラカードを持って徘徊していたアップル信者を思い出す。今晩は，なんと！　プレイステーションの着ぐるみをまとったレゲエ風の男が登場！　その手には「プレイステーションは不滅です」の看板が。でもその裏面には，「俺も欲しいぞDreamcast」……。これには思いっきり笑えた。 　Windows 98やMacOSのときのような「お祭り」騒ぎはなかったものの，世界一の電脳都市・アキハバラの夜は，今回もやっぱりヘンなのでした。 [原 毅彦，ITmedia]
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