1998年12月8日
任天堂は12月8日,同社が11月に発売したNINTENDO 64用ソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の出荷累計が106万本に達したと発表した。
海外での前評判も凄い。任天堂によれば,米国でも発売日の11月23日時点で予約したユーザーが50万人に達したほか,欧州や豪州では今週の発売前から品薄が懸念されているという。同社は今後,国内向け出荷をさらに増やす意向で,クリスマスまでに国内で累計140万本,ワールドワイドでは500万本(!)を出荷する計画だ。 また任天堂は,他社プラットフォームも含め,今年100万本を出荷できた家庭用ビデオゲームソフトは,この「ゼルダ」と,同じく同社がNINTENDO 64用としてリリースした「ポケモンスタジアム」(11月末時点で累計出荷本数121万本)のみだということも強調している。 「発売されるソフトの絶対数が少なきゃ,それだけ集中するさ」という意見もあるだろうが,軒並みソフトの出荷本数が低下している中,こういった成功例というのは注目に値する。 [原 毅彦,ITmedia] |
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