1998年12月25日
セガ・エンタープライゼスは12月25日,Dreamcastによるインターネット接続者が10万人を突破したと発表。それに伴い,セガ・プロバイダによる接続無料期間を延長決定した。 Dreamcastの最大の特徴でもあるインターネット対応という武器は,発売1カ月を待たずに(発売は11月27日),日本のネットワーク人口を10万人も引き上げることに成功した。
Dreamcastは本体に同梱されているインターネット接続用通信ソフト「ドリームパスポート」を使用することにより,だれでも簡単にインターネットが楽しめるほか,23日に発売された「SONIC ADVENTURE」では,インターネットによる多数参加のミニゲームやデータダウンロードサービスなどが楽しめるようになっている。 まだまだ,本格的なゲームのネットワーク利用方法とは言えないが,家庭用ゲーマーにネットワーク接続を啓蒙していることは,高く評価されていい。もっと多くのユーザーにネットワークの楽しさを知ってもらうためにも,Dreamcast本体の普及と並行して,今回の無料キャンペーンの延期は大きな意味を持つはずだ。 [原 毅彦,ITmedia] |
|||||
Copyright (c) 1998 by SOFTBANK Corporation. All rights reserved. |