1999年1月25日
1月23日,24日の両日,幕張メッセにおいて「第9回 次世代ワールドホビーフェア」が開催された。主催は次世代ワールドホビーフェア実行委員会。 任天堂,セガ・エンタープライゼス,ソニー・コンピュータエンタテインメント,バンダイといった各コンシューマープラットフォームメーカーがそろう数少ないイベントだけにゲーマーにも注目度が高いイベントだ。 ……が,昨年もレポートしたように,TVゲーム以外にも,ミニ四駆,ヨーヨーなど,小学生低年齢向けの玩具なども大きく扱っているため,来場者は親子連れがほとんどだった。会場ではヨーヨーを振り回す,こぞ……お子様がたくさんいて,ものすごい熱気。最近「中国独楽」もはやっているのには驚いた。どうやって,あんなの学校に持っていってるのだ?(あ,学校には持ってきてはいけないのか) やっぱりこういう低年齢層が対象となると,任天堂の強さは絶対的。マリオやピカチュウ,リンクなど同社の人気キャラクターが登場するアクション「大乱闘スマッシュブラザーズ」(21日に発売されたばかり)の試遊台(10台ほど用意された)には,順番待ちの列ができていた。 セガは「ソニック・アドベンチャー」中心の展示。エミーなどの着ぐるみがお出迎えしてくれた。米国のソニックグッズなども見ることができたぞ。発売前の「セガラリー2」も,3台試遊台が用意され,レーシングコントローラでプレイできたぞ。23日には湯川元専務も登場し,握手会も行ったもよう。名刺がもらえたボク,よかったね。 SCEは,「クラッシュバンディーク3」を大々的にデモ。変にリアルなバンディークの模型が子どもにも大ウケだった。 バンダイはヨーヨーイベントで同フェアの主役となっていた。同時に3月4日に発売予定の携帯ゲーム機,ワンダースワンもデモ(写真)。子供たちの反応も「ゲームボーイより見やすい」など,悪くないようだった。 スクウェアブースでは期待していた「ファイナルファンタジー」関連のデモはなし。イベントの来場年齢層を考慮してか「チョコボの不思議なダンジョン」を積極的に売り込んでいた。 コナミも「ゴエモン」など,低年齢層にも人気のソフトをそろえていたほか,テクモでも「モンスターファーム2」をプレイできるようになっていたぞ。カプコンでは,ゲームボーイ用の「激闘パワーモデラー」らを展示していたが,イベント当日に発売されたポケットステーション対応ソフトにも人気が集まっていた。ポケステを購入できなかった子どもたちが「ぽけっとすてーしょん,売ってください」とやってくることもあり,説明員が困る姿も。 ほかにもコーエー,ハドソン,イマジニア,アトラス,ボトムアップらが,子ども向けのタイトルを持ち込んで,来場者を集めていた。 [ITmedia] |
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