1999年7月12日
8月4日の公開まで,あと1カ月と迫った期待のレビュウ「サクラ大戦歌謡ショウ3・紅蜥蜴」(主催:セガ・エンタープライゼス)だが,7月11日,報道陣に稽古のもようが公開となった。 都内某所の稽古場では,7月に入ってから連日の稽古が続けられており,それも出演者が「10日くらいの練習なのに,もう20日間以上練習をやっているような気がする」というほどのハードなものなのだ。 今年が3回目となる「サクラ大戦歌謡ショウ」だが,今回が以前の2回と大きく異なるのは,劇中使われる曲が今回の舞台のために新たに創られたということ。今までの歌謡ショウは,ゲーム版に使われた曲を劇の中に組み込んでいた。 今回は台本やそれに合った曲も,完全にショウを中心に創られていったというから,まさにレビュウ,というような内容となりそう。 その台本を手掛けた広井王子氏だが,「演出の手応えも十分。台本も早く仕上がった。去年以上の出来の舞台になります」とキッパリ。ファンは期待していいぞっ。
さて,昨年はあった「日替わりゲスト」だが,今年は残念ながらないことが明らかにされた。その理由として,「今回は,昨年のように,ゲストが入れ代わり,立ち代わりする”イベント色”はなく,もはや完全な”レビュウ”としてのショウなので,じっくり稽古に参加していただかないと難しいから」(広井氏,田中公平氏)という。 でも花組・星組の面々に加え,ダンディーこと園岡新太郎氏,螢雪次朗氏,中嶋聡彦氏,薔薇組の矢尾一樹氏&松野太紀氏らが出演するので,充実した公演となりそうだ。 だが,さすが「サクラ大戦歌謡ショウ」。日替わりゲストがない代わりに,当日会場に来ていただいたお客さんに絶対喜んでもらえる企画が計画されているようだ。「どんな趣向かは,会場に来てからのお楽しみ」とのこと。これはきっと日替わりで何かあるということだぞ。何があるか毎回見てみたいよね。 あ,それから,観客も一緒になって踊る「檄! 帝国華撃団」の新しい振りが,公開稽古の中で拝見できた。ベースは従来のものなので,発売中の昨年の歌謡ショウビデオなどでチェックしてから行けば,会場で慌てなくていいぞ。舞台前に「あの人」から踊りの説明もあるかもしれないし……。 「サクラ大戦歌謡ショウ3・紅蜥蜴」の開催は8月4日〜7日の4日間・6回公演(5日,7日が1日2回公演)。場所は従来同様,東京厚生年金会館だ。前売りチケットは5日・6日がほんのちょっと残っているというから,急いでゲットしておこう。 また,セガから同公演で販売されるグッズ類も発表された。詳細はこちら。今からお小遣いをためておくべし! [原 毅彦,SOFTBANK GAMES] |
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