天下の名剣“グリーン・デスティニー(碧名剣)”の使い手としてその名をとどろかせるリー・ムーバイは，瞑想修行を途中で切り上げ，女弟子のユー・シューリンの元にやってきた。

　ムーバイは彼女にに自らの分身である"グリーン・デスティニー"を，かつて世話になった北京のティエ氏に届けるように頼む。

　ジェイド・フォックスという人物に師匠を殺されて以来，長い間その仇を探していたムーパイ。

　しかし，仇討ちは果たされないまま時は流れ，彼は剣を置き許しを乞う墓参りの旅に出ようと考えていたのだった。

　ムーバイの意を汲み北京に到着したシューリンは，剣をティエ氏に渡し彼の屋敷に泊まることに。

　だが，その夜忍び込んだ賊によってグリーン・デスティニーが盗まれてしまう。

　舞台は変わり，愛する妻をジェイド・フォックスに殺された警官ツァイ。復讐のためにジェイド・フォックスに戦いを挑むが，その強さに手も足も出ない。

　苦戦するツァイの前に現れたムーパイ。

　ツァイに加勢し仇敵を追い詰めたそのとき，覆面をつけたジェイド・フォックスの弟子がグリーン・デスティニーをその手に2人に立ちはだかるのだった……。