たとえば部屋に突入するときはグレネードを先に投げ込んで数を減らし,中から飛び出してきたところをショットガンでまとめて撃つ……といったようなプレイも可能。
いかに自分が有利な状態で敵と交戦するかを考えつつプレイすると,より楽しめるハズだ。
■爆発物に関しては,自分で投げて使うもの以外にも,ルート上においてあるものを使うという手段もある。ガスボンベが置いてあるときは狙ってみるとかなりの効果を発揮してくれるはず。
■chapter2 機能と演出
ゲージを消費して,時間の流れを遅くすることで正確な攻撃と回避を可能にする「バレットタイム」など,スタイリッシュな演出と攻略の要素を併せ持つ機能が戦闘を盛り上げる本作。
ここではゲーム中に登場するアクション中の演出について注目していこう。
[モーションと攻撃をムービーで確認しよう!]
まずはL2ボタンを押すことですべての動きがスローモーションになるシュートダッジ。見た目は非常にカッコいいが,モーションの最後はダウン状態から動くことになるので注意が必要だ。きちんと敵を仕留めないと集中砲火を浴びることにもなりかねない。
■カッコいいシュートダッジ。後方へジャンプしながら銃撃する事も可能だが……(使用上の注意点はコチラ)。
|
|
■激しい敵の攻撃を横っ飛び回避! もちろん横へ飛んでいる最中でもバッチリ攻撃することもできるのだ。 |
もう一つのバレットタイムは,L2ボタンを押すことで,すべての動きがスローモーションになる機能。使用中はすべての時間の流れが遅くなるため,自分や相手が撃った弾丸の軌道すら見えるようになる。
ダブルイングラム(2丁銃)でバレットタイムを発動し,相手の攻撃を避けつつ攻撃するといったシチュエーションでは,「破壊の美学」の真骨頂ともいえるカタルシスを味わえるだろう。
この2つの機能を上手に使えるようになったらしめたもの。 バレットタイムで時間を遅くし,シュートダッジで回避行動を行う……さらに男心をくすぐること請け合いだ。
前方,後方,左右へと飛び込みながら銃を振り回して攻撃するスローモーションの瞬間は,まさにジョン・ウー映画さながら。階段を後ろに跳びながら2丁ベレッタを乱射するなど,自分の気分で名場面を作り出すのもまた一興だ。
■激しい銃撃戦の後,最後の敵を2丁けん銃でめった撃ちにすると……
|
|
■敵は怒りの銃弾にスローモーションで崩れ落ちる。先へと進もう! |
ゲームでは常に多数の相手と対決することになるが,敵は広範囲に散らばっているため,あと何人敵を倒さねばならないかは分からない。
だが最後の敵が倒されると,相手が銃弾を食らって踊る映像がスローリプレイ演出で見られる。 そのエリア内の最後の1人を倒した,という合図だ。 勝利をかみ締めつつ鑑賞し,次のエリアへと移ろう。
■サム・ペキンパー監督の映画「ワイルドバンチ」を思い出すような殺しのワンシーン。ちなみに
自分がやられたときも,きっちりスローで演出されます……。
インプレッション3へつづく
・「MAX PAYNE(マックスペイン)」 INDEX
・「MAX PAYNE(マックスペイン)」公式ページ
・PS2 GAME INDEX
・SOFTBANK GAMES TOP INDEX
|