「ニンテンドーDS」の正しい遊び方:ダメ大人のための(4/5 ページ)
先日「ニンテンドーDS」3台とソフト2本を“大人買い”して、ダメ大人っぷりを露呈した当編集部。入手の顛末のあと、予告していたはずのファーストインプレッションが入っていないな……と思っていた人は正しい。まだ書いてなかった。
話をゲームに戻そう。NDSと同時購入したソフトは、ゲームショウのときから目をつけていた「君のためなら死ねる」(セガ)と「ポケモンダッシュ」(任天堂)。3日間ほどプレイしたが、注目の“Touch!”はなかなか具合がよろしい。もちろん、操作性が良いのは、ゲームソフト側の作り込みによる部分も大きいが、正直な話、タッチパネルがこんなにゲームに適したインタフェースだとは思わなかった。
スタイラスをディスプレイにあてると、滑りすぎず、突っかかることもなく、絶妙のさじ加減。最初は慎重にタッチしていても、熱中し出すとついつい力が入ってしまうが、NDSは頑丈にできていた。実際、かなり強い力でこすって「傷ついたかな?」と思ったことも何度かあったものの、画面にはかすり傷一つ付いていない。
“スタイラスさばき”は、ときとして重要なポイントになる。ピカチュウを走らせるときは素早く動かし、“きみしね”でラブラビッツを投げ飛ばすときは容赦なく、また「マニアックモード」では優しく、優しく……(買った人はわかる)。某IT戦士のように、腕に腱鞘炎の気配を感じつつ、それでもスタイラスを動かし続けて週末が終わる。もはや、寝ても覚めても頭の中をラブラビッツが飛び交っている状態だ。ヒュー。
スタイラスに飽きたら、製品パッケージに付属するストラップがオススメだ。正式名称を「ニンテンドーDS専用タッチストラップ」といい、その名の通りスタイラスの代わりになる。
ストラップを使うメリットは、タッチパネルに触れても指紋が付かないこと、そして指の動きがダイレクトに伝わるから操作感がいいこと。親指にはめれば、残りの指でNDSを支えられるため、電車の中で立ったままゲームする場合にも適している。
ただし、親指を使うと画面が見にくくなるという欠点がある。「ポケモンダッシュ」では、スライドアクション中にピカチュウを見失ってしまい、いちいち指を離して画面を確認することになった。ストラップを使うときは、ゲームを選ぼう。
翌日、近所のゲームショップで「直感ヒトフデ」(任天堂)とGBA用「ゼルダの伝説〜ふしぎのぼうし〜」(任天堂)を購入。もちろん、“ダウンロードプレイ”と“下位互換性”検証のための投資だ(教訓:ダメ大人は大義名分が好き)。
簡単&リーズナブルなダウンロードプレイ
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