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PS2で実行してPSPでプレイ――ソニーが特許出願

PS2とPSPを無線でつなぎ、PS2のリッチなゲームをPSPでも実行できるようにする手法について、ソニーが米特許商標庁に特許を出願した。

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 Playstationなどの家庭用ゲーム機とPSPのような携帯ゲーム機を無線LANでつないで高度なゲームを実行する手法について、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が米特許商標庁に特許を出願した。

 この特許(20040266529)はSCEの米国法人を通じ、茶谷公之氏を発明者として出願。「ゲームコンテンツをリモートで実行しワイヤレス携帯機器で提示するための手法とシステム」について記されている。

 特許文書によれば、最近はコンピュータ処理能力の向上を受けて、非常にリアルなグラフィックを使ったゲームがPlaystationやPlaystation2(PS2)などのプラットフォーム向けに制作されるようになっている。しかしフルスケールのゲーム機に比べると、携帯ゲーム機の処理能力はさほど高度でもパワフルでもなく、家庭用ゲーム機に比べてそれほどリッチなゲームが実行できないと指摘。

 この制約を解消して携帯ゲーム機でもリアルなゲームを楽しめるようにするため、Playstationのような「コンテンツ実行サーバ」とPSPのような携帯ゲーム機を、無線LANなどを介して接続。コンテンツ実行サーバでビデオゲームの双方向プログラム命令を処理し、これを携帯ゲーム機で受信してリッチなゲームをプレイできるようにする。(→詳細記事)

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