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ニンテンドーDS 「パックピクス」 ナムコ 

次世代ワールドホビーフェアでもプレイアブルだった「パックピクス」をご紹介。君も触ってみた?

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 「パックピクス」は現在、各地で順次開催されている次世代ワールドホビーフェアに出展されており、手に取って遊んだ方も多いと思う。やってみた感想として一様に思うのは、「簡単」という点である。

 遊び方は以下のとおりだ。プレイヤーは画面上に一定の描き順でパックマンの形状を描き、矢印や線などで自らが生み出したパックマンを操り、画面上に居るゴーストを食べる……それだけ! うん、簡単!

DS開発担当者も唸った新機軸

 「パックピクス」は自分で描いた絵が動き出し、それがあまりにも簡単にできるという点が秀逸。多少の下手な絵でもパックマンは元気にゴーストを食べに行ってくれる。

 先日、東京で行われた次世代ワールドホビーフェアの会場にて、任天堂の方と話す機会があったが、任天堂の開発者達ですらこの遊び方は驚いたのだという。開発者さえ想定外とは大げさな言い方だが、この絵本のようなどこまでもほのぼのとした「パックピクス」は、すごいことをやってしまっているのだ。

ゲームの中身はこんな感じ

 まずは簡単にゲームの流れを説明しよう。


DSのタッチパネルにタッチペンでパックマンっぽいものを描いていく。この辺がアバウトでいいところなのだが、多少線が歪んでも、線と線が最後つながらなくてもあなただけの「パックマン」は誕生する。そしてゴースト口のある方向へと進んでいく

もちろんこのままでは画面からロストしてしまうので、うまく操作してあげなくてはならない。ゴーストの方向へと誘導するためには壁を出現させてやるのがいい。こうして進む方向に壁を描くと、その壁に触れた瞬間、線を引いた方向にパックマンは誘導されていく

上画面にはアイテムロードという場所が設定されている。このロードにアイテムが出現すると上下の境目あたりのアイテムロード入口に「GO!」の表示が。ここにうまくパックマンを誘導して通過させると、アイテムゲット!

パックマンは複数描ける。だから挟み撃ちなんてこともできるし、作戦次第ではずいぶん楽もできる。しかし、気を緩めると次々とパックマンは画面の向こう側へ……

たくさんのパックマンが描けるのだから大きなパックマンだって描ける。これで一気にいただきます! といきたいところだが、大きい分、動きものろい。しかし、うまくやるとまるで追い込み漁にかかる魚のようにパックマンの口の中へ。ちなみ同一のパックマンが連続してゴーストを食べると得点が倍々になっていく

敵も黙ってはいない。ボスが上画面から来襲。さらに大きくなって再登場すると今までのパックマンでは食べきれないほどに。こうなりゃ大きさ勝負だ

こんなシチュエーションも楽しい。上画面を泡に入ったゴーストが浮遊。それを矢で打ち落とすのだ。例によって矢に見えなくもない矢を描くと、完成と同時に上へと飛んでいく。

矢が当たると泡が割れ、ゴーストはあわれ落ちてくる。こっちの画面に入ってくればしめたもの。パックマンを描き出現させ食べてしまえばいい。場合によっては矢が跳ね返り、横からゴーストに直撃なんてことも!

ストーリー(ひらがなばかりでお送りします)

 どこかのイタズラ好きな魔法使いがつくった<ゴーストインク>。このインクで描いたものは みんな<ゴースト>になってしまう。ゴーストインクからうまれたゴーストたちは ねっからのイタズラもの。ゴーストたちは 絵の中や本の中にはいってはイタズラのしほうだい。もう、世界中は大混乱。

 こまっているみんなをみすごせないわれらがヒーロー<パックマン>! 彼は 絵や 本の中のゴーストをたおすことができる唯一の武器<まほうのペン>を使ってゴースト退治をはじめました。さすがはパックマン! 彼は、まほうのペンのちからですべてのゴーストたちを 一冊の本の中にとじこめました。あとはゴーストたちをもとのゴーストインクにもどしてしまえば一件落着……だったのですが! さいごのさいごでゴーストたちはだいぎゃくしゅう! ゆだんしていたパックマンをその<呪い>の力でカミキレに閉じ込めてしまったのです。こうなってはパックマンはもう手も足も出ません。ほおっておくとゴーストたちはいつ本から飛び出してまたイタズラをはじめることか……。

 そんな時この本を開いたのはプレーヤーである<あなた>でした。あなたはパックマンの意志をついで本の中のゴーストを元のインクに戻すための協力を決意します。はたして<あなた>すべてのゴーストたちをたおすことができるのでしょうか?


彼らがゴーストたち。可愛いが油断してはならない!!
パックピクス
対応機種ニンテンドーDS
メーカーナムコ
ジャンル手描きアクション
発売日2005年3月10日発売予定
価格5040円(税込)
人数1人
© 1980 2004 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED.
画面は開発中のものです


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