マーロン・ブランドも登場――EA、ゲーム版「ゴッドファーザー」を発表
エレクトロニック・アーツは、ライセンス提供元のヴァイアコム・コンシューマー・プロダクツと共同で、「ゴッドファーザー」を題材にしたゲームを開発中であることを発表した。
ゲーム版「ゴッドファーザー」は、映画版の世界観で展開されるサードパーソン・アクションゲーム。プレーヤーは1945年〜1955年のニューヨークで“コルレオーネ・ファミリー”に加わり、人々の恐怖や忠誠心を操りながら影響力を高め、究極の“ドン”へと成長していくことになる。
なお、アメリカではプレイステーション2、Xbox、PSP、PCなどのマルチ・プラットフォーム対応として、2005年秋に発売される予定だ。日本での発売時期は未定となっている。
なおこのタイトルは、“1本道のシナリオを追う従来のゲームとは異なり、オープンワールドの自由なゲームプレイを実現した、新しいスタイルのアクションゲーム”とのこと。プレイヤーは、ファミリーが抱える問題を残虐な暴力行為や巧みな交渉術などのテクニックを瞬時に判断して使い分け、マフィア界をのし上がっていくわけだ。
暗殺や銀行強盗、恐喝など、ダークなミッション満載の「ゴッドファーザー」の世界では、交渉や恐喝、買収などの技を身に付けることが出世への近道だ。登場するほかのキャラクターたちの恐怖や忠誠心を巧みに利用することで、自らの影響力を拡大していくことになる。
プレーヤーが起こした行動は全て記憶され、その後の人間関係やストーリー展開に影響を及ぼすため、状況判断能力と決断力が求められるスリリングなゲーム展開が楽しめる。
なお、このゲームには、映画に登場した俳優陣が、声優およびCGモデリングされたキャラクターとして総出演する。昨年7月に死去したマーロン・ブランドも、生前に肖像権を提供し、自らアフレコにも参加しているそうだ。
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