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「フロントミッション オンライン」βテスト版が、待望の大幅バージョンアップを決定

フェイズ2開始以降、大きなバージョンアップが行われてこなかった「フロントミッション オンライン」。今回はそれが実現する形となったが、ただのバージョンアップに留まっていないほどの変更点では?

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 現在βテスト中のプレイステーション2用オンラインアクションRPG「フロントミッション オンライン」(以下、FMO)が、フェイズ2開始以降では初となる大幅なバージョンアップを、2月末に行うことが明らかになった。

 「FMO」は、「フロントミッション1st」と同じ第ニ次ハフマン紛争を舞台に、プレイヤーがO.C.U.軍、U.S.N.軍のどちらかの兵士となり、味方勢力と協力し敵勢力と戦うゲームとなっている。

激戦区の仕様変更について

 戦闘や、各種インターフェイスなどが変更予定となっており、これに伴い経験値・レベルはそのままに、貢献値および所持金や所持品のキャラクターデータがリセットされる。

 また、これまでは300のセクターが存在したため、どこに出撃すれば効果的なのかがわかりにくい状況となっていたが、激戦区の自軍エリアから敵軍エリアへの出撃可能エリアを絞り込むことで、実力やコストに応じて自軍に貢献できるセクターを選択することが可能となっている。

 エリア別では、最前線(エリア10)の中央部付近でのコストを低く、両陣営最深部(エリア6、14)は、高いコストの機体を駆るプレイヤーが総力をあげて参戦できるよう、BGコストが高く設定される。

 なお、そのBGコストに関しては、セットアップによるBGコスト。出撃枠を設けることによる、セクターBGコスト。該当するセクターに出撃するのに必要な「セクター最低BGコスト」、およびグループに参加するための「バトルグループ参加必要BGコスト」など細分化が図られ、レベルの近いもの同士の戦いが楽しめるように調整が施されている。

 その他では、出撃時の弾数に補給率の影響がなくなり、代わりに制圧率の変動に影響が出る。両軍のセクターのBGコストの差異がなくなる。NPCの強さが見直される。激戦区の各エリアへの、拠点防衛の大型機動兵器が投入される、などの変更が行われているとのこと。

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その他のバージョンアップについて

 まず、爆撃、補給の標的として選択できるユニットがPCのみとなる点や、ラジオボイスの実装、「/callsign」およびコンフィグでのコールサインの表示on/off切り替えが可能となるなどがある。

 また、パーツや武器に関しては、各ジョブの専用パーツが用意され、アラルトライフルの射程が、従来の300メートルから400メートルへと変更されるとのこと。ヴァンツァーの迷彩パターンテクスチャの購入も可能となっており、カスタマイズの柔軟性を上げるために、ヴァンツァーパーツの重量の見直しなども予定されている。

 他にも、パーツ性能を表すA〜E5の段階表記がA+〜E−の15段階表記へと変更、性能がわかりにくかったものの改善や、マップセレクター、スクランブルボード、自動解散、「パイロットレベル」の実装、獲得経験値・経験値・給料、NPC、メニュー・ユーザーインターフェイス、ボイスチャット関連など、ほぼすべての仕様に変更が加えられる予定だ。

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 なお、新規としてはセクターごとに軍から発令される作戦「セクターオペレーション」が導入されるとのことだ。

 システムや機能など、「FMO」のほぼすべての要素が変更されているにも関わらず、これでもβ版というのが驚きではあるが、これまで以上に「FMO」の深みが増したことは間違いだろう。

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