ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

「第8回 文化庁メディア芸術祭」贈呈式開催

明日2月25日(金)〜3月6日(日)まで東京都写真美術館で開催される第8回文化庁メディア芸術祭に先駆けて、受賞作品への贈呈式が行われ「まわるメイドインワリオ」などが表彰された。

advertisement

 文化庁とCG-ARTS協会が、Web・ゲーム・CG・インスタレーション・アニメーション・マンガなどさまざまな分野におけるメディア芸術作品を顕彰し、アーティストの創作活動を広く紹介するために平成9年度から毎年開催されている「文化庁メディア芸術祭」。今年も2月25日(金)〜3月6日(日)まで東京都写真美術館で行われる。その開催を明日に控えた本日、ウェスティンホテル東京にて受賞者への贈呈式と祝賀会が催された。

 今年度の「文化庁メディア芸術祭」は世界43カ国から寄せられた1498作品の中から、優秀作品約170点を展示・上映。多彩なイベントを同時開催する。それぞれ「アート部門」「エンターテインメント部門」「アニメーション部門」「マンガ部門」「功労賞」と分けられ大賞1作品と優秀賞4作品、奨励賞1作品を選考し、今日の授賞式となった。

 エンターテインメント部門はCMディレクターの中島信也氏を主査として、ゲームプロデューサーの石原恒和氏、ゲームデザイナーの斎藤由多加氏、ゲームクリエイターの鈴木裕氏、アートディレクターの宮崎光弘氏の5人の実行委員会によって選考され、大賞に「まわるメイドインワリオ」が。優秀賞にはニンテンドーDSのピクトチャットや「鬼武者3」のオープニング シネマティックスなどが表彰された。


大賞「まわるメイドインワリオ」開発チーム代表として阿部悟郎氏が賞状やトロフィーを授与された。阿部氏は受賞の挨拶として「スタッフひとり一人のアイディアが凝縮した結果の受賞で嬉しく思う。この受賞を機に、普段興味を持っていない方も遊んでくれれば」と語った

優秀賞「ピクトチャット」開発チーム代表として黒梅知明氏が授与

同じく優秀賞の「鬼武者3」オープニング シネマティックス代表として倉澤幹隆氏が授与され、恥ずかしがりながらもトロフィーを掲げた

左から「Alice in Vivaldi's Four Seasons」のMirek Nisenbaum氏、「ピクトチャット」代表の黒澤知明氏、「鬼武者3 オープニング シネマティックス」の倉澤幹隆氏、「まわるメイドインワリオ」代表の阿部悟郎氏、「YKK AP EVOlUTION」の尹剛志氏・井口弘一氏、奨励賞を受賞した「あかね雲」のあかね丸が並ぶ

主催者である文化庁とCG-ARTS協会を代表して、文化庁長官・河合隼雄氏から挨拶。今後はさらなる韓国を含め、国際的な交流が一層発展することを願うと述べた

 なお、文化庁メディア芸術祭では今回の受賞者のシンポジウムも開催される。エンタテインメント部門は3月5日13時30分〜14時30分に東京都写真美術館で予定されている。

平成16年度〔第8回〕文化庁メディア芸術祭
主催文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁、CG-ARTS協会)
期間2005年2月25日(金)〜3月6日(日)10:00〜18:00 (木・金は20:00)
場所東京都写真美術館
入場料無料(同時開催イベントは一部有料)
問合せ先CG-ARTS協会内 文化庁メディア芸術祭事務局
会期中:0120-454536(フリーダイヤル)
会期後:03-3535-3501
(C)2004 Nintendo


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る