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合体する河森アニメ「創聖のアクエリオン」完成発表会開催――超合金やゲームの展開も(1/2 ページ)

メディアファクトリー、博報堂DYメディアパートナーズ、東北新社、バンダイの4社による「Project AQUARION」が制作するアニメ「創聖のアクエリオン」の完成披露プレミア記者発表会が都内の会場にて開催された。監督を務めるのは河森正治氏。超合金やゲームでの展開も行われる。

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河森正治の“合体アニメ”始動

 3月15日、都内の会場にて4月から放映されるアニメ「創聖のアクエリオン」の完成披露プレミア記者発表会が開催された。

 創聖のアクエリオンは、「超時空要塞マクロス」を始めとしたアニメのメカデザインで知られている河森正治氏の監督作品。“創世記0011年”と呼ばれる、近未来の地球が舞台だ。4月からテレビ東京系で放映が開始される。全26話。

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――創聖紀0011年の地球――人類は、その人口の2/3を失っていた。11年前の大異変が原因である。

 南極の氷が溶解し、1万2千年前に滅びたはずのアトランディアが出現、翼をもつ“堕天翅族”が蘇った。彼らは生物機械兵器“神話獣”を次々と人類の都市に送り込み、人間を捕獲していった。生体エネルギー“プラーナ”を摂取するためである。

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 一方、人類は反撃を期して、海底遺跡から3機のハイブリッド戦闘機“ベクターマシン”を発掘していた。1万2千年前、堕天翅族を滅亡へ追い込んだとされる伝説の兵器である。ベクターマシンが合体することにより、“機械天使アクエリオン”が姿を現す。

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 アクエリオンを動かすには、マシンの機械生命と感応、共鳴できる“エレメント”と呼ばれる人間が必要だ。それには特に鋭敏な五感や純真な魂が要求されるため、10代半ばの少年少女たちがパイロットとして集められた。

 そして、ついに“機械天使アクエリオン”の合体するときが来た――

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 創聖のアクエリオンでは、“ベクターマシン”と呼ばれる戦闘機が登場。3機がそれぞれに合体して、3種類のアクエリオンへと変形するのが特徴だ。

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これがベクターマシン。左からベクターソル、ベクターマーズ、ベクタールナ
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左からアクエリオン マーズ、ソーラー アクエリオン、アクエリオン ルナ。どのベクターマシンを中心として合体するかによって、形状がこのように変わる

 河森監督は「創聖のアクエリオンのテーマはずばり“合体”です。“合体したら気持ちいい”というキャッチコピーはちょっと気恥ずかしいが……。パイロットは“エレメント”と呼ばれる、特殊能力を持った人たち。その個性が合体して強くなったり、パイロット同士がけんかをしたら弱くなったり、逆に強くなることもあったりと、合体によって変化する個性も楽しんでほしい」と語る。

 創聖のアクエリオンは、以下のスケジュールで放映予定。

放送局 放映開始日 時間
テレビ東京 4月4日 毎週月曜日 深夜 1:00〜
テレビ大阪 4月5日 毎週火曜日 深夜 1:30〜
テレビ愛知 4月5日 毎週火曜日 深夜 2:28〜
テレビ北海道 4月5日 毎週火曜日 深夜 2:30〜
TVQ九州放送 4月9日 毎週土曜日 深夜 1:55〜
テレビせとうち 4月9日 毎週土曜日 深夜 2:00〜
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発表会には河森監督(中)のほか、主題歌を歌うAKINOさん(左)や、応援に駆けつけた加藤夏希さん(右)も参加
(C) 2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION

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