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今度の「サモンナイト」はシミュレーションRPGからアクションRPGへ

バンプレストが今夏発売を予定しているプレイステーション2用ソフト「サモンナイト エクステーゼ 〜夜明けの翼〜」は主人公を瞬時に入れ替えられる。

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 バンプレストが今夏発売を予定しているプレイステーション2用ソフト「サモンナイト エクステーゼ 〜夜明けの翼〜」は、従来のシミュレーションRPGからアクションRPGへとジャンルが変更され、シリーズの世界観を継承しつつも新たな「サモンナイト」を創り上げている。

 今回の大胆な変更は、既存のユーザーもさることながら、多くの新規のユーザーにも「サモンナイト」を遊んでもらいたいと、簡単な操作でアクションを楽しんでもらうためで、低年齢層でも安心して遊べる難易度となっている。

 また、新しい試みとして主人公交代システムが挙げられる。以前も主人公は男女2人存在し、それぞれの物語を進めることができた。しかし、今回は2人で1つの身体を共有しており、プレイヤーの意思で瞬時に交代させることができる。つまり、今作では1つの身体を共有する2人の思いを描いた、新しいドラマが描かれるのだ。

男主人公・レオン
女主人公・エイナ

 本作の主人公は運命的な絆で繋がった男女で、ひとつの身体を共有していながらも過去の記憶が無いという境遇から、自分たちの身体に秘められた謎、過去の記憶を求め旅に出ることになる。2人は、旅の中で様々な人々と出会い、悩み、戦い、世界のありようやお互いのことを少しずつ理解し合っていく、そんな成長のドラマが展開される。

 プレイヤーは、ゲーム中いつでも好きな時に男女の主人公キャラクターを切り替えられるという、自由度の高いプレイスタイルの中で、自分なりの道を選択して進んでいく楽しみを追求する事が可能。主人公の交代によって会話イベント、戦闘シーン、謎解きなどが変化する。

 主人公が男女切り替えがいつでも可能なため、戦闘でも特性を活かした行動が求められる。例えば、レオンならば大剣による強力な一撃が持ち味のキャラクターなので、一撃必殺を狙うものよし。エイナはレオンに比べ攻撃力が低い代わりに、隙のない連続攻撃が持ち味のキャラクターなので、多数の敵に対して有効と、場面によってプレイヤーは選択しなくてはならないのだ。


連撃はあまり得意じゃないが……重い一撃をくらわしてやる!

疾風のような連続技で息をつかせる暇も与えない

 大型のボスとの戦いでは、3Dと2Dの演出を効果的に織り交ぜ、サモンナイトらしいポップさと迫力のあるゲーム性を生み出している。

 また、召喚獣の使い分けにも主人公の切り替えが重要となる。召喚獣には相性があり、同じ召喚獣でもレオンとエイナのどちらが召喚するかで攻撃方法や効果が変化する。この違いを考えて、適した場所、適した状況で使用することで難関を攻略していく楽しみが生まれる。ちなみにレオンは「機」「霊」属性の召喚獣との相性が抜群で、エイナは「鬼」「獣」属性の召喚獣との相性が良く、共に相性がいい主人公に呼び出されると召喚獣は隠された能力を発揮する。

 ゲームの流れは以下のとおりだ。

 まず、メインストーリーの進行は「ACT」(アクト/話)で区切られており、その中で起きる出来事を解決することで進行する。その後、イベントが発生すると会話シーンへ。メインの物語の進行や、住人の願い事、謎かけ等のイベント、情報収集等々、会話を行う。作中のほとんどのドラマはここで発生する。そして、その発生したドラマに従って、謎解きや迷宮探索となる。


男女の特性を活かして解く謎や、召喚獣の意外な使い方が鍵になる謎など、次々と現れる難関を想像力をフルに回転させて解き明かす

 敵次第となるが、戦闘が発生すれば男女の特性やあらゆる召喚術等を駆使して敵を倒し、アイテムやお金、新たな召喚獣等を得ながら、クリア条件を満たす為のハードルを越えていく。場合によっては宝物や召喚獣を護るボスクラスの敵とも戦うことに。膨大な体力を誇り、激しい攻撃をするボス敵と、よりスリリングなバトルが楽しめる。

 新たなジャンルにすることでタイトルイメージの間口を広げ、新規のユーザー獲得へ向けて製作されている新しい「サモンナイト」。対象年齢の低年齢化を促進させる今作の情報は今後も追っていく。

サモンナイト エクステーゼ 〜夜明けの翼〜
対応機種PlayStation 2
メーカーバンプレスト
ジャンルファンタジックアクションRPG
発売日2005年夏発売予定
価格未定
(C)FLIGHT-PLAN
(C)BANPRESTO 2005


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