トッププレイヤーは、秋葉原に“ネット&ゲームフィールド”店舗をオープンした。従来のネットカフェとは異なり、オンラインゲームに特化しているのが特徴だ。
これまでのネットカフェというと、「マンガ喫茶の延長線上」であったり「閉鎖的」だった。しかしトッププレイヤーは、韓国の「PCバン」を手本に作られている。
代表取締役社長である米本晃洋氏は、「1999年に韓国に行ったときに『このお店は何だ!』との衝撃を受け、『このまま日本に持ってきて、展開したい』と考えていた」。しかし、当時の日本はISDNが全盛で、PCはビジネス用途という考えが根強く、「当時の日本にオンラインゲームを持ってきても流行るのかという疑問があった」という。そのため、時期を見て2003年からトッププレイヤーを展開。今に至っている。
トッププレイヤー秋葉原店だが、設置されているPCからヘッドホンをなくしたのも大きな特徴だ。「ヘッドホンは、コミュニケーションを遮る。わいわい騒ぎながら遊んでほしい」(秋葉原店担当の村上福美氏)との思いからだ。また、一般的なネットカフェにあるような、プライベート席や仕切りが一切ない。このように、秋葉原店は店に集うプレイヤー同士によるコミュニケーションが取りやすい工夫がなされている。
さらに、プレイヤー同士ではなく、開発者との出会いの場であることも強調している。特に、ネットカフェでβテストを行うメリットをアピール。「プレイヤーは感じたことをすぐに声にでき、開発者にも伝わりやすい」ためだ。
ゲームセンターは、ゲーマーたちが集まる場所だ。このようなコンセプトで作られたトッププレイヤー秋葉原店は、オンラインゲームのプレイヤーたちが集まる場として、「オンラインゲームセンター」と呼ぶ。
なお、トッププレイヤー秋葉原店は、中央通り沿い末広町駅を降りてすぐだ。
トッププレイヤー秋葉原店 | |
住所 | 東京都千代田区外神田4-4-2 共益外神田ビル7・8 |
営業時間 | 9時〜23時(年中無休) |