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タカラとトミーが2006年初頭にも経営統合する方向で交渉を進めていることが5月12日分かった。バンダイとナムコ統合に続いての大手玩具メーカー統合で、業界再編が加速しそうだ。
同日付の日本経済新聞によると、両社は今秋にもネットコンテンツ制作会社を設立。年明けにも株式交換による合併か、持ち株会社方式による統合を目指すという。
タカラはコナミとの資本提携を4月25日に解消。コナミが保有していたタカラ株22.2%はインデックスが買い取っていた。秋に設立する新会社には、インデックスも出資するという。
経営統合が実現すれば、ゲーム・娯楽系企業では第5位の規模。
この日の東京株式市場では、東証がタカラとトミーの取り引きを午前8時20分から一時停止した。
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