ペットが繋げる世界の輪――ネットコミュニティ「ゴーペッツ」オープンβサービス開始
ペットを育成しながら、世界中の人々のコミュニケーションを取ることができる本作。しかも、ペットは電源を切っている間も、自分の意思で友だちを見つけにいってくれるということだが……。
ゲームガーデンは、ソーシャルネットワークやブログ、アバター、人工知能、3Dアニメーションなどを組み合わせた新しいオンライン育成ゲーム「ゴーペッツ」のオープンβサービスを、2005年5月12日より開始したことを明らかにした。
ゴーペッツは、バーチャルペットをPC上で自分好みに育てていくというもので、ペットはイヌとネコの2種類が用意されている。今後はさまざまなペットの追加を予定。
リアルタイム3D描画技術により、まるで本当の生き物のようにさまざまな表情を見せるペットは、マウスで撫でると喜んだり、ボールを投げると反応して走ったりするだけでなく、ゴーペッツの共通言語である絵文字「IKU(アイク)」を使い、他のペットとの会話やダンスを楽しむほか、旅の日記(ブログ)をつけたりもするとのこと。
また、ペットはお気に入りの洋服やアクセサリーなどで着飾らせることが可能となっている。こちらはショッピングモールで、仮想通貨「シェル」を使用することにより購入することができる。個性を演出するためにも、帽子やジャケット、スカートなど、好きなスタイルで着飾りたいところだ。
なお、育成ゲームであることから、ペットには「満腹度」「のどの渇き」「体力」「清潔さ」「健康度」などに分かれたステータスが用意されている。満腹度が少なければ食べ物を、のどが渇いていたら飲み物を、と特に難しいことはないと思うが、自分の大切なペットの状態には十分注意を払うようにしてもらいたい。
ちなみに食べ物は、基本となるペットフードのほか、アイスクリーム、ピザ、寿司、ケーキなど、多種多様なものが用意されているとのことだ。
知らない間に友だちが増える?
日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国、台湾、フィリピン、タイなど、世界中で同時リリースされる本作では、海外の人々とのコミュニケーションも可能。さまざまな国から訪問してくるペットたちには名札がついているため、どこから来たのかも明確になっており、飼い主の写真やプロフィールといったものも用意されている。
ちなみに出会った人々は、ペットモリストに登録することで、飼い主とのメールのやりとりや、チャット、ペットを送りあうことができ、外国語が分からない場合も、ゴーペッツの共通言語である絵文字「IKU(アイク)」を使って伝えることができるとのこと。
また、本作の特長としては、パソコンの電源を切っている間に、同じ関心を持つ、同じ趣味の人のPCへと、自分のペットが勝手に遊びに行き、友だちをどんどん増やすといった点が挙がる。
自分のペットが最近どこに遊びに行ったかは、ワールドマップの「訪問した場所」や「最近のルート」などで確認できるが、自分の知らない間に友だちが、しかも世界の人々と知り合えるというのは、かなり面白い試みではないだろうか。
ゴーペッツ | |
対応機種 | PC(Windows 2000またはWindows XP) ※Windows98/ME版、Macintosh版、モバイル版は開発中 |
メーカー | ゲームガーデン |
ジャンル | インターネットコミュニティサービス |
サービス開始時期 | 2005年5月12日オープンβサービス開始 ※正式サービスは2005年夏を予定 |
対応言語 | 日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、タガログ語(その他の言語も追加予定) |
ペットの種類 | イヌ、ネコの2種類。今後さまざまなペットが追加予定。 |
ソウトウェア配布方法 | 無料ダウンロード配布(容量:約25メガバイト) |
利用料金 | 基本料無料、アイテム課金型(アバターモデル) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.