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投げ技から敵のすり抜けまで、戦闘における新要素を公開――「テイルズ オブ レジェンディア」(1/2 ページ)

伝統の戦闘システム「リニアモーションバトル」がさらに進化した「X−LMBS」。これまで詳細は明らかにされなかったが、ついにその一部が明らかにされた。

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 発売日が2005年8月25日に決定した、ナムコが現在制作中のプレイステーション2用RPG「テイルズ オブ レジェンディア」。新戦闘システム「X−LMBS」については前の記事でも少し触れたが、新たに戦闘中での要素や各キャラクターの技や術が公開されたのでお届けする。

 まず始めに、本作ではセネルだけが扱える特殊な特技として「投げ技」が用意されていることが明らかになっている。格闘系のキャラクターであるセネルは、剣などの武器を持つキャラクターと比べてもリーチが短く、敵との間合いの取り方にも特徴がある。

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 ならば危険を冒して敵の懐に入り込んでいく楽しさやメリットを十二分に感じてもらおうと、「投げ技」の導入にいたったとのこと。なお、投げはダウンした状態の敵にのみ使用が可能で、1つの技で投げることのできるモンスターは種族によって分類される。

 こちらは特技と同じくレベルアップにより新たな投げ技を習得していくことになるが、基本的には軽いモンスターから投げられるようになるとのことだ。

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投げ技のひとつ「翁蛇絞追撃」
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かなり大きな敵のようだが、セネルは軽々と一本背負い。ここまで来るにはどれだけ掛かるのだろうか?

 次に、敵が無防備な状態になり、攻撃し放題になることができる状態「クライマックスモード」と、方向キー下で敵をすり抜けることができる「パッシングスルー」について。

 クライマックスモードは、画面下部にあるクライマックスゲージをためることにより、任意に発動が可能。とは言え、時間制限も設けられているので、ずっと攻撃し放題というわけではない。

 なお、クライマックスモード中には敵の動きが止まっているように見える。この間だけ、可能になる特殊攻撃が存在するとのことだが……残念ながら今回それは明らかにされなかった。

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クライマックスモード発動の瞬間
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発動中の画面。クライマックスゲージが減っているのが分かるが、これがゼロになるまでが制限時間ということだろうか

 一方、パッシングスルーは、巧く使用すれば挟み撃ちや後衛の敵への攻撃が可能になるというもの。ただし、背後に回ったからと言って必ずしも攻撃が成功するわけではない。また、すり抜け自体も敵による妨害「パッシングブロック」を行われる場合もあるとのことだ。

 以上の3点が今回明らかにされた戦闘での新要素。「X−LMBS」はアクション性をより高めたものになると言っていたが、その言葉に偽りはなく、より緊迫した、魅力ある戦闘を体験することができそうだ。

新たに判明した特技と術、奥義を紹介

 ここからは新たに公開された特技と術、そして2つの規定の特技をマスターすることにより習得することができる奥義を紹介する。シリーズファンとしてはお馴染みのものから、これまでにないものまで。その威力はもちろんだが、特技や技により各キャラクターの特徴も掴んでもらえればと思う。

 また、この他にもモーゼスの奥義「狼王破」と、呪いの叫びで敵を切り裂くグリューネの術「ブラッディハウリング」が存在することも明らかにされている。

獅子戦吼(特技)

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使用キャラクターはセネル。攻撃範囲が広いため、複数の敵を吹き飛ばせる。連携には繋がりにくい。

浮雲・風雅(奥義)

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使用キャラクターはジェイ。敵の足元に滑り込み、打ち上げ、切り刻む。

インディグネイション(術)

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使用キャラクターはシャーリィ。敵の周りにはげしい雷を落とす。

旅の始まり?序盤のムービーを一部公開

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キャラクターデザイン/イラストレーション:中澤一登

画面は開発中のものです

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