スクウェア・エニックスは、1997年1月にプレイステーション用ソフトとして発売された「ファイナルファンタジーVII」から、約2年後を舞台にした映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」を、2005年9月14日に日米同時発売すると発表した。価格は4800円(税込)。
クラウドのその後
――あの戦いから2年。繁栄の極みにあった魔洸都市「ミッドガル」は廃墟と化したが、人々は再建への道を確実に歩んでいた。だが、「星痕症候群」と呼ばれる謎の病が人々を苛む。治療法もなく、冒された者を次々と死に至らしめるこの病は、希望を取り戻しつつあった人々の新たな脅威となった。
デリバリーサービスを営みながら孤児と共に静かに暮らしていたクラウドは、先の戦いで大事な仲間達を失ってしまった心の傷に胸をいため、深い自戒と罪の念に心を閉ざしていた。
ある日、クラウドに仕事を依頼する1本の電話が入る。依頼内容は、カダージュと呼ばれる男からの護衛を依頼するものだった。若く、凶暴なカダージュ達。やがて彼らの魔手は、クラウドと共に住んでいた孤児たちにも伸びる。
その目的は何なのか。何故クラウドを狙うのか。避けようのない戦いを前に思い悩むクラウド。「罪って許されるのか?」長き葛藤の末、戦いの決意を固めるクラウド。ついに、カダージュ達との、人知を超えた戦いが幕を開ける。――
本映像作品は、「ファイナルファンタジーVII」でも主人公を務めたクラウドを中心に描かれている。彼を狙っているというカダージュたちの目的もそうだが、やはりゲーム版をプレイしたユーザーとしては、クラウド以外の仲間たちがどうなっているのかが気になるところだろう。
発売日が決定したこともあり、この辺りを含めた物語の全貌が徐々に明らかになってくると思うので、期待して追加情報を待っていてもらいたい。
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン | |
発売日 | 2005年9月14日 |
価格 | 4800円(税込) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.