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J・アラード氏「Xbox 360で我々の夢が実現される」E3 2005 Xbox Breafing(1/3 ページ)

ロビー・バック氏を引き継ぐ形で壇上に登場した、Microsoftバイスプレジデント兼チーフXNAアーキテクトのJ・アラード氏によって、Xbox 360関連の情報が順次紹介されていった

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年内に25〜40のXbox 360向けタイトルが登場!

 「Xbox 360」は、2005年冬のクリスマスシーズンに、北米、日本、ヨーロッパでほぼ同時に発売される。そして、テクモのXbox 360向けタイトルである「DEAD OR ALIVE 4」をはじめとして、年内に25〜40本のXbox 360向けタイトルが発売され、さらに、全世界の主要パブリッシャーを中心として160本以上のXbox 360向けタイトルが開発されているそうだ。

 そしてJ・アラード氏は、Xbox 360の世代のゲームを「HD時代」とし、グラフィック、サウンド、オンラインコミュニティなどを次の世代へと引き上げると語った。これまでにない体験をユーザーに提供することで、これまでゲームにあまり感心のなかった層にもアピールし、ユーザー数を10億ユーザーという脅威的な数字に引き上げられるという、自信にあふれたビジョンを語った。

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Microsoftバイスプレジデント兼チーフXNAアーキテクトのJ・アラード氏。Xbox Live関連の新機能などを説明した

 現在のゲーム市場は、18歳から34歳をボリュームゾーンとして、その世代の人々が牽引している。しかし、Xbox 360では、ボリュームゾーンはもとより、全ての世代の人々に魅力のある体験が提供でき、ユーザー数の増大につながるとしている。

 これまでにない魅力的な体験ができれば、リビングルームに家族が集まり、世代を超えて楽しまれるようになる。それがXbox 360には可能だとJ・アラード氏は語る。「我々はこのビジョンを実現するために長年苦労してきた。そしてその結果がこれ(Xbox 360)なのだ。ついに我々の夢が実現される。」

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Xbox 360では、コントローラが無線となり、ビデオチャット機能なども標準で利用できるようになる

Xbox Live新機能でネットワーク関連機能が大幅強化

 また、既に発表済みであるXbox Live関連の新機能について、J・アラード氏自らがXbox 360のコントローラを手に、実際に操作しながら説明していった。ちなみに、Xbox 360のコントローラはワイヤレスとなっており、J・アラード氏は床に座り込んで説明を行った。

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Xbox 360のコントローラを手に、床に座り込んで操作しながら説明するJ・アラード氏

 まず、Xbox 360用コントローラ中央に用意される「Xbox ガイド」ボタンを押すことで、Xbox Live関連の機能が呼び出される。Xbox 360はハイビジョンクオリティの解像度となるため、Xbox Live関連のメニューも緻密で、かなり多数の情報が表示できるようになっている。

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コントローラの「Xbox ガイド」ボタンを押すだけで、Xbox Liveのメニューが呼び出される

 Xbox LiveのユーザーID情報である「ゲーマータグ」も、大幅に機能強化されている。「ゲーマーカード」では、どういったゲームをプレイしているのか、プレイしているゲームがどの程度のプレイレベルなのか、といった情報を登録できる。

 また、他のプレイヤーのゲーマーカードを参照することで、同じプレイレベルのプレイヤーを探して対戦プレイを行うといったことが簡単にできるようになっている。この機能は、特にコアゲーマーにとって待望のものと言ってもいいだろう。

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ゲーマーカードには、どういったゲームが好きでプレイしているのか、そのゲームをどの程度のランクでプレイしているのか、といった情報を登録できる
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ゲーマーカードの情報を元にマッチメイキングすることで、同じランクのプレイヤーと簡単に対戦できる

カジュアルゲーマー向けやマーケットプレイスも

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