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私は見た。Revolutionのプロトタイプを。

マシンのスペックなど、詳しい情報が全く明らかにされていない「Revolution」。そこでITmedia Games取材班は決死隊を結成し、任天堂ブースに潜入。ブースの奥にはなんと、Revolutionのプロトタイプが存在したのであった。

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 ITmedia Games取材班が見たのは、任天堂ブースの奥のまたその奥にある、パーティションで区切られたスペース。ごつい体の警備員に守られている、何とも異様な空間だ。

 警備員の目をかいくぐって中に入ると、そこにはなんと、照明に照らされて光り輝くRevolutionが!

 展示されていたのは黒のプロトタイプと、カラーバリエーションとして検討されている、赤や緑、シルバーといったラインアップだった。

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発表されたRevolutionのプロトタイプ。撮影なんてしたらつまみ出されてしまうので、残念ながらこれは広報用に発表されている画像
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カラーバリエーションはこんな感じ

 取材班は黒のプロトタイプを手に取……ろうとしたが、黒光りする鏡面加工の筐体に指紋が付いては、潜入したことがばれてしまう。おそるおそる本体の周りを調べることにした。

 まずは正面だ。「Revolution」のロゴが神々しい。……あれ? ロゴの「o」の文字の大きさが違うようだ。これはきっと、12センチと8センチのメディアを利用できる、ということを表しているに違いない。

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広報用の写真を拡大すると何となく分かる、「o」をデザインした文字の大きさ。ちなみにRevolutionはあくまでも「コードネーム」。次世代機の正式名称と決まったわけではないので注意しよう

 光学ドライブ横には、電源ボタンとリセットボタン、メディアの取り出しボタンが付いている。でも、その間にあるフタはなんだ? ああそうか。SDメモリーカードが利用できると言っていたので、それをきっとここに差すのだろう。でもなんかすこし、フタが大きくないか?

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正面に用意されているフタ。この中にSDメモリーカードを差すスロットが用意される

 横は至って普通のようだ。上の方はどうなんだろう。ふむふむ。写真の通りフタがあって、フタの中には、ゲームキューブ用のコントローラーを差すコネクタがあるわけだ。なるほど。4つつながるようになっているのは互換性を保つ、ということか。メモリーカードスロットも2基付いている。

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本体上部。このようにゲームキューブ用のコントローラー用コネクタと、メモリカードスロットが用意される

 さて、背面に移るとするか。どうせこれまでと同様にファンがあって、AV出力があるだけだろう。ああここに、デジタルAV出力用の端子が用意されているようだ。電源コネクタもゲームキューブと変わらない。ただしこれは、実機で変更される可能性も否定できないだろう。

 ……あれ? 見慣れているようでも何か違和感のあるコネクタが……。なんと! USB端子が2ポート用意されているではないか! USBだって?? スピードは明らかにされていないが、いまさらUSB1.1を搭載するわけはないので、きっとUSB2.0だろう。これは驚きだ。

 あ、まずい。警備員に気づかれそうだ! ITmedia Games取材班は、満足感を持って任天堂ブースをあとにしたのだった。

※この話はフィクションであり、あくまでもITmedia Gamesが独自の取材を行った内容を再構成したものです。決してブースに忍び込んだりはしないでください。


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