待望のイースシリーズ最新作!「イース−フェルガナの誓い−」:ストーリーダイジェスト
待望のイースシリーズ最新作「イース−フェルガナの誓い−」がついにリリースされる。アドルの過去の冒険が中心となるこのストーリーはどのように展開されていくのだろうか。
ドギの故郷で起こる異変
時間軸を中心に考えれば、今回のイースは前作の「イース6 ナピシュテムの匣」の続編ではない。アドルの過去の冒険となる。
フェルガナとは地方の名称で、若き冒険家アドルの親友、ドギの故郷がある地方のこと。このフェルガナ地方で魔物の出現や火山活動の活発化など、数々の異変が起こっている。ドギは故郷のレドモンドに戻る決意をし、ともに旅するアドルと連れだってフェルガナ地方に向かう。
ドギとしては元来義理人情に厚いこともあり、昔からの友人達が心配でたまらない。冒険家のアドルはドギの心配ももちろんあるのだが、生まれついての冒険家である。こんな二人が壮麗なバレスタイン城の影でうごめく陰謀、12年前に滅び去ったジェノス島の集落、フェルガナの各地に残る精霊と勇者の伝説、そして、太古フェルガナの地を支配したという邪神の伝承を解き明かしていく冒険ロマンが「フェルガナの誓い」のストーリーラインになる。
気がついた人は多いはず
ここまでストーリーラインと登場人物を紹介しているが、昔からのイースファンであれば気がついたことがあるだろう。
この作品は「イース3」と呼ばれるタイトルをベースにして新たに作り直された。基本的なストーリーはそれほど変わらないかもしれないが、フィールドを始め物語展開などにアレンジが加えられている。
全く知らない人は新作として楽しめ、過去を知る人間は違う切り口で懐かしの世界を遊ぶ。切り口や変更点に関して、新しいゲームとしての魅力は次回以降で探っていこう。
キャラクター紹介
アドル=クリスティン
燃えるような赤毛と、澄んだ黒い瞳をした青年。生まれついての冒険家で、いつも新しい世界と冒険に対する好奇心に満ちている。親友ドギとともに各地を旅していたが、ドギの故郷に関する不吉な噂を耳にして、フェルガナ地方を訪れる
ドギ
アドルの相棒にして旅の仲間。元盗賊だが義理人情に厚く、お人よし。腕っ節が強く、豪快な性格。フェルガナ地方にあるレドモントの街で少年時代を過ごすが、8年前に旅立つ。旅先でフェルガナ地方の異変を聞き、アドルとともに久々の故郷を訪れる
チェスター=ストダート
ドギの幼なじみ。孤児となっていたところを、妹のエレナとともにレドモントの町長エドガーに引き取られ、宿屋で働くドギと知り合う。その後、街に小さな家を構え、エレナを養いながらエドガーの仕事を補佐していた。1年前、フェルガナ地方に異変が起きた前後にレドモントの街から姿を消す
エレナ=ストダート
チェスターの妹。幼いころは兄とドギに混じって野山を駆け回って遊ぶような活発なおてんば娘だったが、今では見違えるほど娘らしく成長している。可憐な外見ながらも、その内には激しいものを秘めており、時折、周囲を驚かせるほどの行動力を見せる。気立てがよく、働き者で、町の人々から愛されている
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.