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秋にはオープンβを――「グラナド・エスパダ」発表会(1/2 ページ)

ハンビットユビキタスエンターテインメントは6月10日、都内で発表会を開催し、同社が運営を予定している「グラナド・エスパダ」のキャラクターデザインに小林智美氏、BGMなどのサウンドコンポーザーとして久保田修氏を起用したと発表。今後のスケジュールについても紹介された。

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公式サイトへのアクセスは1000万を超える

 MMORPG「グラナド・エスパダ」は、17世紀〜18世紀の地中海文化圏を背景として、新大陸開拓時代をモチーフとしたネットワークゲーム。ラグナロクオンラインの開発者でもあるキム・ハッキュ氏がプロデュースする最新作とあって、サービス開始以前ではあるものの、ユーザーからの期待を集めているゲームだ。

 4月15日には公式サイトの運営も開始しているが、5月のアクセス数は1000万アクセスを超えたほか、200を超えるファンサイトも存在するという。

 今回発表されたのは、キャラクターデザインに小林智美氏、BGMなどのサウンドコンポーザーとして久保田修氏の起用が決定したこと。小林氏はご存じの通り、「ロマンシング・サガ」シリーズ(スクウェア・エニックス)のキャラクターデザインなどで知られるクリエイター。久保田氏はコナミの「ビートマニア II DX」、「キーボードマニア」シリーズのコンポーザーだ。プロデューサーであるキム氏の強い要望により、コラボレーションが実現したとのこと。

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発表会で紹介される久保田氏(右)。小林氏は取材旅行とのことで、残念ながら出席できなかったそうだ。左はプロデューサーのキム氏

クローズドβ、オープンβののちに年末には正式サービスに

 グラナド・エスパダの特徴は、最大3人のキャラクターを同時に操作して冒険ができること。状況に合わせてキャラクターを一括操作したり、個別で操作することもできる。また、「スタンス」という概念が導入されており、武器を使うときの構え方によってスキルが異なり、敵に対するダメージや、自分に対するダメージが変わったりするのも特徴だ。

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スタンスによって攻撃力や防御力が変化する

 また、ダンジョンは「インスタンスダンジョン」と呼ばれるシステムが導入されており、単にモンスターを倒しに行くだけでなく、宝探しをしたり、タイムアタックでモンスターを倒すなど、何らかの“目的”が加えられている。

 今回の発表では、中心となる都市「リボルドウェ」、フィールドである「テトラ遺跡」のほか、インスタンスダンジョンとなる「アル・ケルト・モレッツア」が紹介された。

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今回紹介されたダンジョン「アル・ケルト・モレッツア」(幻影宮)

 気になる今後のスケジュールについてだが、ハンビットユビキタスエンターテインメントの平田氏によると、韓国では近日中にクローズドβテストを開始する予定とのこと。これからおおよそ1週間から2週間のちに、日本でのクローズドβテストを開始するそうだ。

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ハンビットユビキタスエンターテインメント 事業推進部 部長の平田雅一氏

 なお、クローズドβテストは公式サイトで募集する予定だが、数百名規模になるとのこと。マシンスペックといった条件のほか、ファンサイトの運営者やオンラインゲームに経験の深いひとを中心に「厳しい意見を出してもらえるユーザー」(平田氏)を選ぶという。

 そして、数回のクローズドβテストを経たのちに、秋ごろにはオープンβテスト、そして年末か来年初頭には正式サービスの開始を予定している。

 このほか、発表会終了後にはプレイデモも行われた。画面などについてはムービー(Windows Media形式)を掲載するので参考にしてほしい。

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ムービー画面

登場する各キャラクターとデモ画面を紹介

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