1996年にアーケードで登場し、家庭用ゲーム機などで人気を博した3D対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE」シリーズを原作とした実写版「DEAD OR ALIVE」がクランクインした。
テクモは、米Mindfire Entertainmentと2002年3月14日に「DEAD OR ALIVE」の映画化で合意。現在、中国の桂林・Yuzi Paradiseや浙江省のHengdian World Studios等でロケが行われており、香港にて撮影を完了する予定だ。
実写版「DEAD OR ALIVE」の監督は「トランスポーター」や「ロミオ・マスト・ダイ」のコリー・ユエン氏、脚本は「沈黙の戦艦」「プリティーウーマン」のJ.F.ロートン氏らが担当。キャストではリュウ役にケイン・コスギさん(代表作「マッスルヒート」)、かすみ役にはDevon Aokiさん(代表作「シン・シティ」「ワイルド・スピード×2」)などが発表されている。制作・配給元はConstantin Film。
プロデューサーのジェレミー・ボルト氏は「ジェット・リー主演の映画「HERO」の撮られたHengdian World Studiosで撮影できることをとても興奮している。ロケーションは壮大で、現地スタッフやスタントチームはとにかく素晴らしく、ここにいることをとてもラッキーだと感じる。コリー・ユエン監督のキャストのトレーニングは驚くべきものでした。アクション場面は本当に凄いです」とコメントを寄せている。
リュウ・ハヤブサ役を演じるケイン・コスギ氏は「世界中で大ヒットしている対戦格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE』原作の映画に参加できて光栄です。僕にとって、ハリウッド映画の出演は目標でした。そのひとつの目標がかなった喜びと同時に、世界的にも名高いアクションゲーム『NINJA GAIDEN』の主役、リュウ・ハヤブサ役として参加できることに感激しています。今、すばらしいスタッフたちと中国の壮大なロケ地で撮影を行っているので、映画の公開を楽しみにしていてください」と意気込みを寄せている。
「DEAD OR ALIVE」シリーズ最新作「DEAD OR ALIVE 4」は2005年冬、次世代機Xbox 360での発売が予定されている。
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