日本ギガ・バイト(GIGABYTE)は、6月25日にLinux Cafe Di PRONTO秋葉原店で同社の新製品を一同に揃えたイベントを開催した。GIGABYTEの定番であるマザーボードやビデオカードのほか、発売間近のオリジナルPCケースや水冷キット、シリコンディスクなどが展示。さらに「GeForce7800 GTX」搭載の最新ビデオカードとエレクトロニック・アーツの最新タイトル「バトルフィールド2」のデモンストレーションもおこなわれた。
展示で注目を集めていたのは、デスクトップPC内蔵用のSATA接続シリコンディスク「i-RAM」だ。これは、SATAハードディスクとして利用できるRAMベースのストレージで、アクセスが通常のハードディスクの20倍以上と非常に高速なのが特徴。i-RAMカードにはDDRメモリスロット4つが搭載されており、最大8GBまで対応。OSをインストールすればブートも可能で、Windows XPであれば10秒程度で立ち上がるという。バックアップ用バッテリーも搭載されていて、電源をオフにしてもメモリ内容は保持される。
また、GIGABYTE初のCPU水冷キット「3D Galaxy(GH-WIU01)」は、PCの静音化で定番となっているCPUクーリングシステムだが、GIGABYTEの製品では、CPUの冷却ヘッドにも大径ファンを装着することができるようになっている。これはCPU周辺のコンデンサなどを冷やすためのものとのことで、水冷システムの場合、内部に熱がこもりやすくなるため、マザーボードの寿命に悪影響をあたえないためにファンが必要だとの判断だという。
会場では、7月7日に発売予定のエレクトロニック・アーツの最新タイトル「バトルフィールド2」日本語版をGeForce 7800 GTXで動作させるデモンストレーションもおこなわれ、高画質設定でもスムーズに動かせるGeForce7800 GTXの高い能力をアピールした。