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「.hack//フラグメント」にマルチタームのライブラリを採用

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 マルチタームは、バンダイが発売するプレイステーション 2用RPG「.hack//フラグメント」に、同社のネットワークゲーム用通信ライブラリ「MassplayerSystem PlayerServer」(以下、MPS PlayerServer)が採用されたと発表した。

 .hack//フラグメントは、架空のオンラインRPGの世界「The World」を舞台にゲーム、テレビアニメ、コミックなどメディアミックス展開され、多くのユーザーの支持を受けている「.hack」シリーズの最新作。

 オンライン/オフラインともに楽しむことができ、オンラインで遊ぶ場合でもユーザーのPCをサーバにすることで、オンラインゲームでありながら、月額料金が無料で手軽に楽しむことができる。ユーザーは自分の所有するPCを使って編集したオリジナルの「The World」をエリアサーバとして公開し、仲間を招き入れて共に冒険することができるようになっている。

 .hack//フラグメントに導入されたMPS PlayerServerでは、P2P技術によりプレイヤー同士を結びつける「マッチングシステム」やダウンサイジングされた「MMOシステム」により、一般的なPCやゲーム機を、高速かつ安定処理するサーバとして動作させる通信ライブラリなどを提供している。これにより、ゲームパブリッシャーは大規模なサーバ群を用意することなく、オンラインゲームサービスを提供することが可能になる、とのこと。

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