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国内最大の屋内レイヴ「WIRE05」とSCEJ「WIPEOUT PURE」の蜜月関係

レイヴって何? WIRE05ってなんて読むの? WIPEOUT PUREとどんな関係が? そんな方、手を挙げて。「WIRE05」と「WIPEOUT PURE」にどっぷりのオールナイトを倒れこむまで体験してみました。

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 レイヴとは、テクノアーティストによるLIVEやDJプレイを楽しむオールナイトダンスミュージックイベントのこと。WIRE05はワイアーゼロファイブと読む。では、そのイベントとPSP「WIPEOUT PURE」の関係とは何だろうか? ということで、やってきました横浜アリーナ!


ここで今宵16時から翌朝5時近くまで夜通しLIVE&DJプレイに酔い知れられる。広い会場内ではMAIN FLOOR、SECOND FLOOR、THIRD AREAの3エリアのほかに、公式グッズなどが売っているエントランスや廊下、フェスめしを摂取できるWORLD CAFEなどが設置されている

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(以下、SCEJ)は、国内最大屋内レイヴWIRE05で、PSP「WIPEOUT PURE」会場限定WIREスペシャルパックのダウンロードサービスを実施する……と、ITmedia Gamesでは、すでにニュースとして掲載していた。

 会場にPSPとWIPEOUT PUREを持参し、4階に設けられているダウンロードポイントでダウンロードを受けると、WIRE05告知CMでのみ聞くことができた石野卓球氏の作曲したWIRE05スペシャルBGMと、今回のために製作されたWIRE05スペシャルサーキット、そしてWIRE05スペシャルメニューグラフィックの3点で構成される「WIRE05 スペシャルパック」を入手することができるらしい。

 なるほど、答えが出てしまった。そういう関係か。わかったので撤収っ!――というわけにはいかない。では、なぜWIRE05とWIPEOUT PUREが結びついたのか……。


エントランスにはPSPがズラリ。画面には「WIPEOUT PURE」と昨年の「WIRE04」のライブ映像がエンドレスで流されている。エントランスで売られている公式Tシャツはすでに完売御礼に……

 実はWIREにはひとつの法則がある。西暦の奇数年にはなぜかSCEJがスポンサーになるという嘘のような本当の偶然。1999年からはじまり2001年、2003年と回を重ね、今年は2005年。だから今年もSCEJはスポンサーとして名乗りをあげたのだとか……。ぇぇえええ? それだけですか?  実際はWIPEOUT PUREの音楽コンセプトと、WIREのイメージが合致したことが大きな要因だったようで、今回のようなWIPEOUT PUREをコンセプトにした展開になったとのこと。

 では、先にもあげたダウンロードポイントへと、すごく遠回りして4階THIRD AREAへ移動する。途中、廊下には疲れて泥のように倒れ込む者、廊下にある憩いのマッサージポイントで鋭気を養う者あり、ひたすらオールナイトに備えて栄養を取る者など、思い思いの夜を過ごしている。

 そういえば16時からやってるのでしたね。いくら体力があろうとも、踊り続けたら倒れもするか……。皆さん、3種の神器「Tシャツ、タオル、飲み物」を手にしている勇者がなんと多いことか。そんなこんなでPSP「WIPEOUT PURE」がダウンロードできるTHIRD AREAにやっと到着。


4階THIRD AREA中央に、天蓋で覆われたWIPEOUT PURE特設ステージが設置されていた。くるくる回るPSPの巨大モックと光の渦。天蓋の中には「WIRE05 スペシャルパック」をダウンロードしたPSPが4台、そのほかにノーマルタイプが12台。イスに座って落ち着いてプレイできるようになっている

そして中央にはWIPEOUTのクラフトマシンに搭乗したような雰囲気になれる特製コクピットが設置され、音楽とスピードに酔いしれることができるようになっていた。手には操縦桿の代わりにPSP

こちらがダウンロードポイント。PSP本体と、「WIPEOUT PURE」、10M以上の空き容量があるメモリースティック デュオを持参すると「WIRE05 スペシャルパック」を手にいれることができる

 実際ダウンロードしてみることにしよう。ダウンロードは画面でオンラインをセレクトし、手動設定で自動検索。すると「WIRE05 スペシャルパック」が検索されるので、あとは黙って指示に従うのみ。ちょっと時間はかかるが、ダウンロードが完了するとメニュー画面がWIRE05スペシャルメニューグラフィックに。


WIRE05専用クラフトが選択可能

JINGLE WIRE05をセレクトすると石野卓球氏のWIRE05専用CMの音源でプレイできる

WIRE05オリジナルサーキットでは、壁面ところどころにWIRE05のイメージアートやメッセージが

サーキット自体はそろほど難しくなく、音楽とあいまってけっこう気持ちよく飛ばせる

 再びMAIN FLOORやSECOND FLOORの様子はというと、相も変わらずエンドレスで盛り上がり続けている。全ステージ魅力的すぎてすべての音楽に身を任せたいところだが、さすがにそれでは身体が持たない。筆者はすぐに息切れぎみに……。ああ、体力落ちたなぁ。

 さて、主目的があくまでもWIREである観衆には、PSPをはじめて触る方も多くいたようで、休憩をかねて遊びに来たという人が目立った。とはいえ、結果的にはそのような人々へのアピールになったし、なによりもPSPを持参しダウンロードするユーザーがけっこう多く見受けられたことがうれしい。事実、筆者もダウンロードをするために10分ほど並んで待ったほど。そういう意味でもこのイベントは成功だったといえるだろう。今後も今回のような、隣接するジャンルとの蜜月な関係が続くことを切に願う。


昨年のWIRE04に続いて今年も参加の沖縄県出身の双子テクノ・バンド琉球ディスコ
WIPEOUT PURE(ワイプアウト ピュア)
対応機種PSP
メーカーSCEJ
ジャンル反重力レーシングゲーム
発売日2005年4月7日
価格5040円
人数1人(アドホック対戦では最大8人)
(C)2005 Sony Computer Entertainment Europe. All Rights Reserved.


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