エウレカはアニメにゲームに幅広く展開――「EUREKA SEVEN EVENT ray=out」開催(1/2 ページ)
テレビアニメが現在好評放映中の「交響詩篇エウレカセブン」。そのDVD第1巻の発売を記念してイベントが行われた。DVD第1巻の試写や出演声優によるトークショー、さらには9月に発売されるPS2ソフトの紹介など盛りだくさんの内容となった。
イベントは司会者の挨拶で静かに開幕。そして、会場前方に設置されている200インチの巨大スクリーンにて「交響詩篇エウレカセブン」第1話と第2話が放映された。アニメ放映前には、2005年4月から7月までの第一期オープニングテーマ「DAYS」を歌っていたFLOWのメッセージも紹介されるなど、お得感もあり。巨大スクリーンの臨場感は映画館さながらで、特に戦闘シーンは大迫力。「エウレカセブン」ファンである本日の来場者たちは一度放映を見ているにも関わらず、会場全体がスクリーンに釘付けになっていた。なお、この第1話と第2話は、7月22日に発売されたばかりのDVD第1巻に収録されている。
『DAYS』も収録されている僕たちのニューアルバム『GOLD COAST』が発売されました。僕たちなりの夏を表現していますので、ぜひ聞いてくださいとFLOWはコメントする。
UMDにも対応!! 「交響詩篇エウレカセブン」のDVD第1巻を紹介
何もない平凡な毎日に不満を抱きながらも、そこから抜け出すことができずに毎日を過ごしていた主人公・レントン。そんな彼の家に、あるとき幻のLFO(人型機動マシン)・ニルヴァーシュが墜落してくる。しかもその機体からは、美しい少女・エウレカが降りてきて……。
現在も好評放映中のテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」のDVDが早くも発売となった。このDVDは、DVD単体の販売となる通常版のほかに、UMDスペシャルパックも販売されている。UMDスペシャルパックとは、DVDのほかにPSPで鑑賞できるUMDが同梱されているもの。PSPさえ持っていれば、いつでもどこでも「エウレカセブン」を見ることができるというわけだ。なお、DVD第2巻以降でもUMDスペシャルパックの販売は予定されている。ちなみに、DVD第2巻の発売は2005年8月22日。
- DVD「交響詩篇エウレカセブン 第1巻」
- 発売中(2005年7月22日)
- 通常版:3990円(税込) UMDスペシャルパック:5250円(税込)
スタッフ/原作:BONES 監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤 大 キャラクターデザイン:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 アニメーション制作:ボンズ
キャスト/レントン:三瓶由布子 エウレカ:名塚佳織 ホランド:藤原啓治 ほか
アニメ放映のあとは、声優さんを交えてのトークショーに。レントン役の三瓶由布子さん、エウレカ役の名塚佳織さん、アニメのシリーズ構成にしてこのトークショーの司会まで務める佐藤大さんの3人が登場して、DVDの内容について大いに語ってくれた。
「DVDの特典映像はすごいですよ。チラシには新作カットを含むって書いてあるんですけど、それよりも編集が面白くできているんです。三瓶さんと名塚さんの声を切り張りして作ったものなんですけど、いろいろなセリフが重なって……、みたいな。ぜひ見ていただきたいですね」とは佐藤さんの弁。
さらに話題はテレビアニメにも及ぶ。7月10日放映の第13話では、敵であるドミニクがレントンと会話をしたことで、三瓶さんには思うところがあったようだ。
「レントンはいつもまわりには先輩しかいないし、第1話の学校のシーンではクラスメイトに邪険に扱われているしで、友達がいないみたいで演じていて少し悲しかったんです。でも、初めてドミニクと話をしたときに、彼とだけは対等に話せていた。だから、もしかしたら友達になれるんじゃないかなって思ったんです」というと、佐藤さんは「ドミニクも普段は先輩に囲まれているから、通じるところはあるんだと思う。出会う環境さえ違えば、親友になれたかもしれない」と答えていた。
3人のトークショーのあとは、第1期エンディングテーマ「秘密基地」のノンテロップ版が放映されるとともに、その曲を歌っていた高田梢枝さんのメッセージも届けられた。
高田 最初、エンディングテーマに決まったという話をいただいたときは、本当にびっくりしました。私の書いた詩が主人公のレントンくんと重なるところが多いということでした。この作品を知らないときに作った曲だったので、その偶然にとても感謝しています。
続いてはPS2ソフト「エウレカセブン」へ
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