ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
速報

プレイするだけで植林事業に参加できるオンラインゲーム「シーフォレスト」を発表

PC用表示
advertisement
RBB Today

 フォトンは8日、プレイ課金などの収益の一部が主に東南アジア地区の植林事業に寄付されるオンラインゲーム「シーフォレスト」を発表した。また、同社が2002年にリリースし、現在も@niftyで提供しているオンラインゲーム「リズムフォレスト」にて植林された地区の情報が「Google Earth」と連携するようになったという発表も併せて行われた。

 シーフォレストは、FlashやShockwaveにより作成されたWebサイト上で楽しめる癒し系オンラインゲーム。プレーヤーは、イルカへと成り代わり美しい海の中を優雅に泳ぎながら、ほかのプレーヤーやゲーム内に現れるキャラクターとふれあいながら「ココロ・メモリ」を上げていく。ゲーム内では「リズムフォレスト」と同様に、音楽の非同期セッションなどが楽しめるほか、ココロ・メモリを上げていくことにより海底遺跡などにも入れるようになるという。なお、ゲームを紹介するプレビューサイトは8日より開設されており、正式リリースは10月になる予定。プレイ料金は1月当たり300円前後が予定されている。

 同ゲームは、同社のリズムフォレストや携帯ゲーム「音玉」と同様に、ゲーム課金の一部が国際植林NGO「オイスカ」を通じて植林事業に使われる。また、今作では企業による植林事業への寄付という形態の一括導入をすすめるため、「植林@Earthパック」として、永続プレイ権や植林寄付、オイスカの活動を紹介するビデオをパックにした製品も用意される。さらに、同じく植林事業を行っている「ビーボコーポレーション」との協力もあわせて行っていくとしている。

 Google Earthとの連携は、リズムフォレストや音玉の収益の一部で植林された地区のデータを、Google Earthの追加情報としてダウンロードして見られるというもの。現在は、植林地区を選択することでその地域の植林事業の写真などが表示されるだけで、衛星データは表示されないが、「今後は植林事業による変化が見て取れるようになるのが理想(渡邉社長談)」だとしている。現在、追加情報のダウンロードはリズムフォレスト会員のみとなっているが、シーフォレスト開始時には同会員向けにも提供していく予定だという。また、携帯向けである音玉ユーザー向けにも、同様のサービスが提供できないか模索中だともしている。

ページトップに戻る