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MMORPGグラナド・エスパダで初のユーザーイベント 「グラナド・エスパダ X-meeting」開催!

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RBB Today

 8月27日、ハンビットユビキタスエンターテインメント(HUE)は、2005年度内に正式サービス開始を目指している同社運営のMMORPG「グラナド・エスパダ」の初のユーザーイベント「グラナド・エスパダ X-meeting」を、東京・秋葉原にある秋葉原コンベーションホールで開催した。

 今回のイベントは、ユーザーとの交流を深めることを目的に、「Primero」(プリメロ)と名付けられたクローズドβテストのテスター要員に選抜された”X-Tester”を中心に、特に「グラナド・エスパダ」に関心を寄せる一般ユーザーを対象に行われたもの。イベントでは、7月に実施されたクローズドβテストの報告や今後展開する第二次クローズドβテスト(仮称)実施概要を発表したほか、クローズドβテストに大きく貢献した”X-Tester”を表彰する栄誉授与式なども行われた。ちなみに「Primero」とはスペイン語で”第一の・はじめての”という意味が込められた言葉で、WEB上でユーザーから公募を募り命名されたテストサーバ名でもある。

 イベントは、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のシャア役でお馴染みの声優・池田秀一氏のナレーションとともに、会場に設置された巨大モニターでプロモーション映像の上映からスタート。HUE代表取締役CEOのキム・ヨンマン氏による挨拶の後、HUE事業推進部GMチームの川嶋由美子氏からクローズドβテストでのプレイヤーの男女比率、年齢、ログイン時間、接続時間の推移、レベル別、クラス占有率及び作成キャラクター構成、ゲーム内GMイベントの様子などの報告が行われた。

 続いてのクリエイター陣の紹介では、「グラナド・エスパダ」のプロデューサーであるキム・ハッキュ氏の挨拶の後、スペシャルゲストとして招待された日本人クリエイターの久保田修氏、小林智美氏の順番で紹介が行われた。

 「グラナド・エスパダ」のBGMの作曲を務めたサウンド・コンポーザーの久保田修氏は、今後のアップデート(時期未定)の中で公開予定の新曲3曲(「Old Speckld Real」「temptation」「Aria de Coimbra」)を発表。デジタルサウンドに、鍵盤ハーモニカでの実演奏を交えたユニークなお披露目だったが、中国でオーケストラ録音された曲の方はというと、アイリッシュ風だったり、久保田氏の曲にソプラノとテナーの歌声を同時収録した曲があったりと、優美な雰囲気を感じさせる「グラナド・エスパダ」にピッタリな仕上がりとなっている。

 また、本作でキャラクター・デザインを担当している小林智美氏は、ゲーム「ロマンシング・サガ」シリーズなどでもお馴染みの人気デザイナー。新たに描き起された5種類のプレイヤーキャラクタ(ファイター(男性)、ウィザード(女性)、スカウト(女性)、マスケッティア(男性)、ウォーロック(女性))の新デザインを発表。デザインの特徴などを自ら紹介しながらの会見となった。ちなみに、マスケッティアのデザインでは、「ベルサイユ宮殿に架けられている絵からインスピレーションを受けた」と完成に至るエピソードなども披露してくれた。

 両クリエイターの会見終了後は、8月にWEB上の特設コーナーで募集投稿を受け付けたイラスト、4コマ漫画、MCC漫画(あらかじめ絵柄が用意された4コマ漫画の空欄のフキダシにセリフを入れる形式の漫画)、計527作品の中から選ばれた優秀作品を発表する「暁のArtista」アートコンテスト授賞式と、クローズドβテストで特に活躍をしたユーザーを表彰する「Primero」”X-Tester”栄誉授与式が行われた。各賞の受賞者は会場正面の壇上へと呼ばれ、キム・ハッキュ氏、小林智美氏、久保田修氏らから表彰状と豪華プレゼントを直接手渡され、喜びの表情を見せていた。

 プロデューサーのキム・ハッキュ氏に対する質疑応答では、イベント参加者から「遠くの場所に移動するのに時間が掛かってしまい楽しさが半減してしまうので、乗り物などの移動手段を考えて欲しい」「ロースペックのユーザー向けに特別なサポートをして欲しい」といった要望も寄せられた。こうした質問に対してキム・ハッキュ氏は、前者の意見には「街と街の間をワープできるような移動手段を今後検討したい」、後者の意見には「現在作業中なので次回βテストで反映させたい」と答え、こうしたユーザーからの意見を参考にしながら今後の展開も考えていきたいと語った。

 なお、会場ではイベント参加者全員を対象に、NVIDIA社グラフィックボード「GeForce 6800 GT AGP」などが入った特選福袋の抽選会も開催。最後には、会場でしか見られない”おまけ”(?)映像の上映も行われ、「グラナド・エスパダ」初のユーザーイベントは終了した。

 そして、いちばん気なる第二次クローズドβテストの内容だが、様々な仕様補正のほか、「党(ギルドやクランなどに近い)システム」「PvP用のトーナメントシステム」「NPC招へい」「マップ、モンスターの追加」などの導入が予定されている。また、第二次クローズドβテスト参加者募集詳細は9月上旬発表、募集は9月中旬を予定しているとのこと。詳しくは後日、公式サイトで公開されるのでお見逃しなく。前回の第一次クローズドβテストに参加できなくて悔しい想いをした人はこのチャンスに、是非、挑戦してみてはいかがだろうか?

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