速報
「RO」開発元のGravity、孫泰蔵氏らの傘下に
「ラグナロクオンライン」開発元・韓国Gravityの過半の株式を、孫泰蔵氏の関連会社などが約400億円で取得していたことが分かった。
advertisement
MMORPG「ラグナロクオンライン」(RO)の開発元・韓国Gravity(NASDAQ上場)の過半の株式を、ソフトバンク・孫正義社長の弟の孫泰蔵氏の関連会社などが約400億円で取得していたことが分かった。ガンホー・オンライン・エンターテイメントがGravityと結んでいる日本国内ライセンスの安定確保が目的と説明している。
8月30日付けで米証券取引委員会(SEC)が開示した資料によると、孫泰蔵氏が代表取締役を務めるアジアングルーブの100%子会社・テクノグルーヴと、テクノグルーヴ代表取締役・柳日栄氏の投資会社が、Gravityのキム・ジョンリョル会長と家族から合計52.4%を取得した。資金は孫正義社長の資産管理会社を通じて調達したという。
ソフトバンク広報は「ソフトバンクとしては把握しておらず、コメントできない」としている。
ROは日本ではガンホーが2002年から運営し、会員100万人超を抱える国内最大級のオンラインゲーム。ガンホーは孫泰蔵氏のアジアングルーヴが第2位株主で、ガンホーの売上高の96%がRO関連事業によるものという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 人気オンラインゲーム「Ragnarok Online」、日本で本格稼働
国内でも熱狂的な支持を集めている韓国の人気オンラインゲーム「Ragnarok Online」。開発元のGravityとガンホー・オンライン・エンタテインメントが提携。日本に本格上陸する - ガンホー、ジー・モード筆頭株主に オンラインゲームを共同展開
ガンホーとジー・モードが業務・資本提携。合弁会社を設立してPC・携帯向けオンラインゲーム配信を共同展開する。ガンホーはジー・モードに出資し、筆頭株主に。