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シリーズ最新作「クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド」はアクションとレースを“がっちゃんこ”(1/2 ページ)

ビベンディ ユニバーサル ゲームズは、「クラッシュ・バンディグー」シリーズ最新作を今冬にリリースすると発表した。

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 ビベンディ ユニバーサル ゲームズは、クラッシュ・バンディグーシリーズ最新作である「クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド」を、2005年冬にプレイステーション 2(PS2)、プレイステーションポータブル(PSP)、ニンテンドーゲームキューブ(GC)の3機種で発売する。

 1996年12月、初の奥スクロールアクションゲームとして産声を上げた「クラッシュ・バンディクー」は、99年のシリーズ4作目にして「クラッシュ・バンディクー レーシング」とレースものが加わるなど番外編も含め、現在PS、PS2、GBA、GC、Xboxとハードを問わずシリーズを積み重ねている。基本的にお馬鹿で、小ネタがいっぱいの脱力系ゲームではあるが、アクションゲームとして秀逸で、ファンも全世界に多数存在する人気作である。

 今回のシリーズ最新作は、悪評価テーマパーク「ボン・クラッチ モーターワールド」を舞台に、盗まれた“ブラック・パワーストーン”と“パワーストーン”争奪戦が繰り広げられる。今までのシリーズで展開してきたアクションゲームとしてのクラッシュと、レースゲームとしてのクラッシュが、まさに“がっちゃんこ”と合体させたのが本作の特徴となる。

 もちろん主人公のクラッシュ・バンディクー&その仲間たちと、世界征服をたくらむネオ・コルテックス博士たちの相変わらずのドタバタ模様は健在。


「ボン・クラッチ モーターワールド」は、センターエリアを含む全6エリアで構成されている。センター以外の5つのエリアは、各3種類(+1種類)のサーキットと1種のバトル(ミニゲーム)アリーナが基本

 ゲーム進行は、いたってシンプル。アクションゲームの途中にレースゲームが差し込まれていくアドベンチャーモードがメインの部分となる。アクションパートでは、レースで使用するキャラや車を増やしたり、ミニゲームをクリアしてコインを貯めたり、そのコインを使用して車や武器をアップグレードさせることができる。ちなみにレースパートでは2人で遊ぶことができる。

 本作でもパーティーゲームとしても重宝するマルチプレイヤーモードが搭載されている。機種にもよるが、8人まで対応しているPSPなどでは、アドベンチャーモードで解放されたキャラクターや車、サーキット、コスチュームなどを組み合わせて選択し、レースやミニゲームを遊ぶことができる。レース、バトル、ミニゲームのステージには、20種類ほどのコースやバトル・アリーナ、スタント・アリーナが用意され、対戦やチームバトルが楽しめる。

クラッシュ・バンディクー
本作主人公。ちなみにバンディクーとは、タスマニア島に生息する有袋類で、フクロネズミとも呼ばれている絶滅危機種で実在する生き物。この生き物をモデルにバンディクーは生み出された。シリーズのクラッシュ君は、怖いもの知らずの正義漢
ココ・バンディクー
クラッシュの妹。兄よりも賢くて、ハイテク機器を使いこなす。「2」から参戦し、時には兄よりも活躍する頼れる存在
ネオ・コルテックス博士
狂気にとりつかれた悪の科学者。クラッシュを作り出した張本人であり宿敵。こう見えても頭はいい。ただし、今のところだいたいはクラッシュたちに最後はやられてします
エベニーザー・ボン・クラッチ
モーターワールドの創設者。人が困る姿を見るのが大好きで、テーマパークを建設した。現在はかつての力を失いつつあるという

 このほかにも、元々コルテックスがクラッシュ打倒のために作り出されたが、洗脳が解け、クラッシュの仲間になってしまっているクランチや、コルテックスの姪っ子で叔父以上の頭脳の持ち主のニーナ・コルテックス、レースに命をかけるボン・クラッチの忠実な部下であるパサディーナ・オポッサム、事故のせいで頭にミサイルが刺さってしまっているコルテックスの右腕であるエヌ・ジンなどが登場する。

 以上8人がPSPでのレースなどで使用できるキャラクターとなる。アクションでは、彼らはNPCとしてゲームに登場する。ちなみに、レースやアクションでコインを集めるとコスチュームチェンジができると触れたが、カウボーイや宇宙服、ダンサーや着ぐるみなど25種類ほどが購入できるとのこと。なお、PS2は最大2人まで、GCは4人までプレイできる。

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