直感的な操作が鍵を握る――RTSタイプの新RPG「ロストマジック」
タイトーは、ニンテンドーDS用ソフト「ロストマジック」を発売すると発表した。発売日、価格は未定。本作は“魔物”たちが力を持つ不思議な世界を舞台に、プレーヤーが魔道士となり、タッチペンを使い魔法を放ち、数々の魔物を指揮しながら、戦っていくアクションRPGだ。
タイトーは、アートディレクターに佐藤好春氏を起用した、ニンテンドーDS用アクションRPG「ロストマジック」を発売すると発表した。発売日、価格は未定。佐藤氏は、スタジオジブリ作品「となりのトトロ」の作画監督や、「おもひでぽろぽろ」の作画監督補佐などを務めた、日本有数のアートディレクターだ。まずは早速、同氏の描いた本作の深みある世界観(ステージ)を公開しよう。
本作は“魔物”たちが圧倒的な力を持つ不思議な世界が舞台となっている。プレーヤーは、この世界で魔道士となり、タッチペンを操作し魔法を放ち、数々の魔物を指揮しながら、戦っていくこととなるのだ。では次に、本作のストーリーとゲームシステムを見ていこう。
そこは、<世界創造の神>が死したる後の世界。神は、人間たちのために6つの魔法と7つの杖を残しました。7つの杖を託された賢者達は「世界の護り手」と呼ばれ、世界の秩序を護る役目を神より引き継ぎます。
−神の死から数千年の時が経ちました−
「世界の護り手」の役目は、杖と共に師から弟子へと伝えられ、人々は平和をあたりまえのもののように享受していました。しかし、たったひとつの綻びが、世界を大きく変えていきます。停滞の中にあった人々は、運命の巨大な波に飲み込まれ、希望を失い、絶望の檻に閉ざされてしまうのです。
世界を覆う混乱の中、残された小さな希望がそこにありました。「杖」を託された少年の冒険が今、はじまります。
先にも述べた通り、本作の主人公は“魔物を指揮し”、“魔法で戦う”こととなる。魔法は、タッチペンで直接魔方陣を描く方法が採用されており、図形の組み合わせによっては、さらに強力な魔法が繰り出せるようになっている。なお、図形の組み合わせは自由自在で、単体魔法を組み合わせて使える魔法は100以上用意されている。このため“試行錯誤しながら究極の魔法を探し出す”といった楽しみも生まれるわけだ。
一方の魔物の指揮についてだが、こちらもタッチペンを使い、直感的でダイレクトな指示を与えながら、魔物を操作することとなる。戦闘自体は、リアルタイムに進行するため、AIでうごく仲間と敵との戦況を的確に把握しながら、適切な判断と迅速な指示を行っていく必要があるだろう。
魔法の直接入力と、自分のユニットである魔物を指揮して戦う、という2つをこなさなければならないため、難しいゲームなのでは? と感じる人もいるだろうが、直感でどうにかなる部分も大きいため、そこは“リアルタイムの緊張感のある戦いを楽しめる”と捉えたほうが良いだろう。
なお、本作は2005年9月16日から18日の3日間、幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ」にてプレイアブル版が出展される。実際に体験してみたほうが理解は早いと思うので、タイトーブースを訪れた際には、ぜひともプレイしてもらいたい。
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