日本の「和」を基調としたネイチャーアドベンチャー「大神」(1/2 ページ)
カプコンが、2006年春にプレイステーション 2にて発売を予定している「大神」。本作は、のどかな大自然を舞台に、人間や動物との触れ合いを楽しみ、和紙や筆といったアナログだが暖かみのある日本の「和」を基調としたネイチャーアドベンチャーとなっている。
カプコンが、2006年春にプレイステーション 2にて発売を予定している「大神」。本作は、のどかな大自然を舞台に、人間や動物との触れ合いを楽しみ、和紙や筆といったアナログだが暖かみのある日本の「和」を基調としたネイチャーアドベンチャーとなっている。
プレーヤーは、見た目はただの犬だが、実際は神である主人公「アマテラス」を操作し、美しい大自然を取り戻すため、世界を荒廃させている妖怪と闘う。見事にその土地に巣くう妖怪を退治すれば、美しく平和な大自然が戻ってくる、といった感じだ。
むかしむかし。それはまだ人が自然と共存して平和に暮らしていた神話の時代。自然に囲まれた国「ナカツクニ」で人々は平和に暮らしていた。ある夜、太古に退治された大妖怪“ヤマタノオロチ”の封印が破られ、その呪いにより大地は生命力を失ってしまう。
呪われた世界を救うために、遥か昔にヤマタノオロチと闘った伝説の大神「アマテラス」が復活するが、かつての力は13の分神に姿を変え、世界に散り散りになってしまっている。世界を滅ぼした“ヤマタノオロチ”とは何なのか? 荒廃してしまった大地に自然と生命力を蘇らせるために大神アマテラスは旅立つ。
本作では森羅万象を操る神の力「筆しらべ」を手に入れ、使いながら冒険を行っていくこととなる。先のストーリーでも触れているが、現在のアマテラスの力は、13の分神として世界に散り散りになってしまっている。アマテラスは冒険の途中でこれらの分神たちと出会うことにより、「筆しらべ」の力を取り戻していくわけだ。
ちなみに、最初にアマテラスが出会う分神は「蘇神(よみがみ)」で、その力は「画龍(がりょう)」となる。これは破壊された物体を再生したり、そこに存在すべき物体を生み出す、というもの。
「画龍」の画像付き解説からも分かるように、世界を絵のように切り取り、その絵に筆で「線」や「記号」を描きこむことで、世界に直接影響を及ぼす力、それが「筆しらべ」となる。また、仕掛けを解く以外にも、敵との戦闘など、ゲーム全般を通じて使用していくこととなるので、しっかりと覚えてもらいたい。
ちなみに、仕掛けを解くというのは、“困っている人々を助ける”ということも含まれる。アマテラスは神であるため、人々からはただの犬にしか見えないが、人々の喜ぶ気持ち(=徳)を得て力を増大することや、時には冒険の重要なアイテムを得ることもあるとのことだ。
妖怪たちとの「戦闘」、そして大自然復活の瞬間「大神降ろし」
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