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スクエニ「マリオバスケット3on3」&「FFIII」、ミストウォーカー「ASH」など今後の注目タイトル続々発表ニンテンドーDS カンファレンス 2005秋(1/2 ページ)

代表取締役岩田聡氏によるニンテンドーDSのWi-Fiコンセプト発表のあとを受け、スクウェア・エニックスとミストウォーカーで新作を発表。その他、充実すぎるラインアップを見よ!

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 本日、有明にある東京ファッションタウンビル(TFT)にて行われた任天堂主催の「ニンテンドーDS カンファレンス 2005秋」では、ニンテンドーDSのWi-Fiコネクションの詳細が発表。登壇した任天堂代表取締役社長の岩田聡氏によって、“Touch! Generation”の新展開などが語られた(詳細はこちら)。岩田氏による任天堂たる方針が打ち出されたあとは、ソフトラインアップの映像が流された(ラインアップの内容については下記参照)。その後画面に現れたのは、バスケットをするマリオだった。

スクウェア・エニックス――「マリオバスケット3on3(仮称)」&「ファイナルファンタジーIII」

 映し出された「マリオバスケット3on3」(仮称)のタイトルどおり、マリオやクッパ、ピーチ姫らが3on3に興じている。マリオたちは固有の技などが設定されており、シュートひとつとっても特徴的で、タッチペンでダイレクトにキャラを動かしていく。また任天堂のタイトル紹介かと思ったら、その映像の終わりにスクウェア・エニックスのロゴが。こうしてスクウェア・エニックス代表取締役社長・和田洋一氏が登壇した。

スクウェア・エニックスの代表取締役社長 和田洋一氏

 和田氏は「DSの手ざわり感の軽さを実現しようと考え、バスケットを思いついた。またそこでマリオの世界観を出そうと思い、マリオバスケット3on3ができあがった」と製作の経緯を語る。実に「マリオRPG」以来の久々のコラボである、と和田氏はこれからも任天堂とのコラボしていくことを宣言した。

 また、ファイナルファンタジーの携帯ゲーム機への移植化について切り出し、エグゼクティブプロデューサー/ディレクターの田中弘道氏が紹介。「ファイナルファンタジーIII」(FFIII)がニンテンドーDSソフトとしてリリースされることが発表された。ファミコンでの発売以来15年、一度も移植されることなく今に至ったFFIIIは、普通の移植ではファンが納得しないという想いから、フル3Dグラフィックスで完全リメイクされている。もちろん従来の世界観を損なわないよう、FFIIIに関わったスタッフが多数オブザーバーなどで参加しており、期待を損なうことがないよう時間をかけて開発していきたいと田中氏抱負を述べた。

スクウェア・エニックス ディレクター 田中弘道氏

ミストウォーカー――シミュレーションRPG「ASH」

 続いて登場したのはミストウォーカー代表の坂口博信氏。坂口氏が開発しているのは来年発売予定の「ASH」。ASHとは「ARCHAIC SEALED HEAT」の略。主人公“アイシャ”が、古代に封印された炎で焼かれ死んだ人間が灰になって蘇る、という謎を解き明かすシミュレーションRPG。DSにはありえないリアルグラフィックスを実現している。

 「1番好きなジャンルがシミュレーションRPG。企画書は何度となく書いたけど実現には及ばず、今まで1作も作っていない。そのたまったアイディアを注ぎ込んでいる」と語る坂口氏は、今作をRPGとシミュレーションRPGの間に位置する「チーム・タクティクス」というシステムを搭載すると発言。

ミストウォーカー代表 坂口博信氏

 「ASH」のキャラクターデザインには皆葉英夫氏が、音楽には崎元仁氏が制作として参加している。坂口氏とは「ファイナルファンタジーV」からの腐れ縁となる皆葉氏は、実はキャラクタデザインは初めてだったのだとか。そんな皆葉氏のデザインについては、「彼の性格だと思うが、線が優しく柔らかい。そしてキャラクターにオーラというか、魂のあるように感じる。個人的にも大ファン」と坂口氏。また、崎元氏のCDは全部持っていると明かし「映画音楽的で“揺れ”を表現してくれる」と絶賛した。

左から崎元氏、皆葉氏、そして坂口氏

 そのほか2005年、2006年のラインアップは次のページの通り。

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