「英雄伝説 空の軌跡」CDドラマの収録現場におじゃましました
日本ファルコムからのリリースが予定されている「英雄伝説 空の軌跡 セカンドチャプター」。この発売に先駆けて、CDドラマが登場する。ITmedia Gamesでは、その収録現場におじゃましてみたので、その模様をお届けしよう。
「英雄伝説IV 空の軌跡」の続編となる「英雄伝説 空の軌跡 セカンドチャプター」。今回登場するCDドラマ「英雄伝説 空の軌跡」は、主人公であるエステル・ブライトとヨシュア・ブライトとの関係を中心にストーリーが構成されている。
CDドラマの内容だが、英雄伝説IV 空の軌跡に登場するニュース雑誌「リベール通信」の敏腕記者ナイアル・バーンズと、リベール通信の新米カメラマン、ドロシー・ハイアットが登場キャラクターに取材しながら、それぞれが旅の思い出を語っていくことで、物語は進行する。
今回はエステル役の神田朱未さんと、ヨシュア役の斎賀みつきさんにインタビューすることができたので、紹介していこう。
――キャラクターの印象についてお聞かせください。
神田 エステルは、セリフから予想していたものよりちょっと大人っぽいキャラクターですね。先ほど収録したシーンの中で、エステルがヨシュアを諭すところがあるんですが、そこでやっと、見た目とセリフが一致したと感じたんですが、とにかくストレートで、はっきり物を言うんだけど、そのストレートな優しさというか、そこがすてきだなぁと思いました。
斎賀 ヨシュアは沈着冷静というか、感情を表に出すタイプではないと思うんですが、実はきっといろいろなことを考えているんだろうなあという感じですね。「もっとはっきり言えよ」みたいに、演じていてジレンマを感じる部分もありましたが、でもすてきなキャラなので、演じていて楽しかったです。
――演じていて気に入ったところとか、気になった部分など、聞かせどころはどこでしょう。
神田 全部おもしろいです!(笑)
斎賀 わたしとしてはナイアルですね。とてもひょうひょうとしたキャラクターを藤原啓治さんが演じてらっしゃるので、それがまたいい味を出してます。
神田 ドロシーとナイアル(新井里美さん)の掛け合いがおもしろいですよね。
斎賀 テンポを出そうとしているナイアルに対して、それを崩すドロシー、みたいな。
神田 あとは、ヨシュアとエステルの“温度差”が激しくて、それをもっと演じたいと思いました。
斎賀 でもどこか心の中では信頼し合っているという。そういういい関係を演じあえるのは幸せかなと。まだまだ序章というところなので、ここから関係をどう構築していくかが見える作品になっています。
神田 ただ、愛を告白するシーンは恥ずかしかったです(笑)
斎賀 こっぱずかしいものですね(笑)
神田 あと、ゲームの中の回想シーンがドラマの合間にちりばめられていますので、ゲームとどうつながっていくのか興味があります。なので皆さん、ゲームもプレイしてください(笑)
斎賀 CDドラマを演じていただけでは分からないですからね。そのつながりもすべて、埋めきった作品も演じてみたいです。
――もしCDドラマをまた演じる機会があったら、このような役をやりたいという要望はありますか?
神田 温泉に行きたい(笑)
斎賀 話の中をダイジェストに追いかけているので、今度はそれぞれのエピソードをちゃんと追いかけた物語を演じてみたいですね。
神田 確かに、“間を埋めたい”という気持ちはありますね。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
斎賀 まだまだこれから、というところでストーリーが終わっているので、全部完結させるためにもたくさんの人に聞いていただいて、次のCDドラマにつながるまで盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
神田 英雄伝説でキャラクターボイス(CV)が付いたのははじめてなのだそうですが、声が付いたことでその世界観がぐっと広がったと思いますので、ゲームの中でもCVが入って、こちらもさらに楽しく、広がっていけばいいなと思います。まずはCDドラマ、よろしくお願いします!
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