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ガンホー、顧客情報への不正アクセスについて調査報告を公表 -犯人の特定には至らず

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RBB Today

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、今年2005年3月と6月に受けた不正アクセスの調査結果を報告した。

 2005年3月27日の不正アクセスでは550件の顧客情報(GungHo-IDのパスワード、メールアドレス、秘密の質問、秘密の答え)の改ざんが発生。続く2005年6月27日にはMMORPG「ラグナロクオンライン」のアトラクションIDとパスワードが502件改ざんされたと発表した。なお、どちらの不正アクセスでも、クレジットカード情報など信用情報の改ざんは起こらなかったとしている。

 肝心の不正アクセス犯に関しては「最終的に特定するまでには至っておりません」と発表されており、犯人が検挙されるなどの急展開はしばらくなさそうだ。

 MMORPG「ラグナロクオンライン」では2002年12月に公式サイトから個人情報の漏洩が発生。続く2003年3月にサーバーがクラックされ、犯人の「犯行声明」がゲーム中に流れるという事件が起こった。

 先日も不正ツールへの対抗策により、ツールを使っていない一般ユーザーがサーバーから切断されるという現象が起こり、現在対応中とされている。

 ガンホーは、ネットゲーム大手とあって不正ツールやサーバー攻撃の標的とされることが多いが、それだけに今後のトラブル対応には注目が集まるところである。

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