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党対抗トーナメントに参戦!!――迫真のPvPリポートグラナド・エスパダβテストレビュー(4/6 ページ)

ハンビットユビキタスエンターテインメントの運営するMMORPG「グラナド・エスパダ」が、10月19日から23日までの間、第2次クローズドβテスト「Alliance」を行った。前回に引き続き、グラナド・エスパダのβテストの模様をお届けしよう。

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かなり向上されたグラフィックス&インタフェース

 党システムと戦闘以外にも、基本操作部分やグラフィックスに改善が見られた今回のβテスト。少し残念だったのはキャラクターのグラフィックスは相変わらず1種類で、顔も髪型も変えられないこと。せっかくの3Dキャラ・360度視野なのだから、見ためも少し追加して欲しいところだが、これは今後に期待しよう。グラフィックスで変更されたのは、Lv30以上の装備が外見に反映されるようになった点だ。

 インタフェースの改善も少なくはない。ミニマップの表示/非表示、キャラクター情報の最小化は未だ未実装だが、Primeroの時に比べると右下にあったミニマップは左上に。キャラクター情報は一回り小さくなり、画面の見やすさは格段に良くなっている。

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スタート時は前回と代わり映えしないキャラクター達
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タダでさえ華やかなウォーロックだが、新しい衣装はかなり派手に……。マスケッティアの帽子、ファイターの鎧も新しいグラフィックだ
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アイテム欄と装備一覧のウィンドウ。NPC販売から購入できるのは武器、と鎧、盾ぐらいで、残りは全てモンスターからのドロップでしか入手できないかった

 本タイトルを語る上で外せない、最大の特徴「MCC(Multi Character Control)システム」だが、これはPrimeroよりも飛躍的に向上していた。3キャラクターを同時操作可能なこのMCCだが、公式サイト上ではプレーヤーが直接操作する1キャラ以外は、AIの設定で行動するとなっているが、前回はこの肝心のAI機能が未実装という状態だった。しかし、今回は自動で敵を探し、攻撃しに行く範囲の設定が5、、10、15メートルと3段階で設定可能になっていた。

 ただし、攻撃範囲を指定しただけでは、まだまだAI機能が充実したとはとても言えない。狭い通路での戦闘時は他のプレーヤーに入り混じって自分のキャラクターの行動を把握しづらかったり、ターゲットがそれるのを恐れてヒット&アウエーができなかったり、と問題点もまだまだ多い。他プレーヤーの獲物に手を出すシーフ行為は、MMORPGで最も嫌われる行為の1つであることは間違いないし、「MCCだから制御できない」を言い訳にして狩場を荒らすプレーヤーが出ることも容易に想像できてしまう。グラナド・エスパダを独創的かつ魅力的なタイトルにしている要素の1つとして、ここはぜひともさらなる改良を試みて欲しい。

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ボタン1つで攻撃範囲や行動がキャラクターごとに設定できる、AI機能がいよいよ実装

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