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オンライン、グローバルタイムアタック、そしてニトロ……「リッジレーサー6」(1/3 ページ)

12月10日にXbox 360と同時発売が予定されている「リッジレーサー6」は、Xbox 360だからこその仕掛けが盛り込まれている。続報となる今回は新要素を中心にお伝えしよう。

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オンライン対戦

 「リッジレーサー6」は、XboxLiveに対応することによって、本作を遊ぶ全世界のプレーヤー同士がつながることも魅力のひとつといえるだろう。

 PSPのワイヤレスバトルとはまたひと味違う、全世界の強敵たちと対戦できるオンラインバトルでは、2種類の通信対戦モードを用意。現在鋭意調整中ながらも10人以上と同時対戦が可能とのこと。XboxLiveにつながると全コースがいきなり遊べ、ボイスチャットにも対応しているので、実際にコミュニケーションを取りながらの対戦もできる。

  • ランクマッチ

 単に対戦するだけでなく、レース順位に応じてすべての参加者が獲得できる「WRP」というポイントシステムによって、世界ランキングが楽しめるモード。このポイントを稼ぐことで順位が変動、より稼ぎ世界最強を目指すことになる。

  • プレイヤーマッチ

 「WRP」とは関係なく、エキシビジョン的に手軽に楽しめる。「ニトロ無制限」や「ニトロなし」など、特殊なルール設定もホストが自由に変更可能で、もちろん友達をフレンド機能で呼び出してのレースも楽しめる。

 どちらもXboxLiveの「フレンド」機能にも対応しており、対戦試合数によっては、新たなマシンがもらえたりすることもあるとのこと。メインモード「World Xplorer」をやりこみ、リッジユニバースを知り尽くした人向けのイベントも開催されるかもしれないと開発陣は匂わしている。

グローバルタイムアタック

 直訳ままに世界統一のタイムアタックランキングがこれ。従来のシリーズでは国内限定でパスワードによるタイムアタックランキングを開催したことがあるが、今作XboxLiveに対応したことで、世界標準でのタイムアタックに挑戦できるようになった。

 時差も人種も国境も越えての戦いでは、30コース×5マシンクラス、つまり150のランキングが設定されており、あなたにあったスタイルで挑むことができる。叩き出したタイムだけでなく、ゴーストおよびリプレイのアップロードやダウンロードが可能で、コース攻略などに詰まった場合、自分より上手な人のリプレイをダウンロードして参考にすることもでき、肌で感じることができる仕組み。

ランキングでは、他プレーヤーの「ニトロの使い方」を閲覧できる。ニトロをどこでどれだけ使っているのか……。リプレイをアップしていないプレーヤーの走りもここから推測することができる。コース攻略のヒントとなるか?

本体に設定した「国」がそのままランキングに表示。記録を夜ごと塗り替えていく、国をかけたナショナリズムの戦いにも発展するかもしれない

新・ニトロシステム

 また、今作ではPSP「リッジレーサーズ」で初めて搭載されたニトロシステムが使用できる。PSP版では、ドリフトすることでチャージされていき、ドリフトが高速であればあるほどそのチャージの幅が増大していった。つまり、二トロ使用後の高速状態でのドリフトが一番チャージ率がよく、それを行うことをアルティメットチャージと呼び、プレーヤーはどんぴしゃのタイミングでドリフトコーナー直前でニトロが終わるよう戦略を立てる必要があった。


今作は、PSP版のタンク1本分のシングルニトロだけでなく、ダブルニトロ、トリプルニトロが実装され、3本すべてを一気に使い切ることで持続時間、最高速度を保つことができるようになっている。左からシングル、ダブル、トリプル

 マシンによってもニトロの持続時間に違いがあり、それぞれの特性を見極めなくてはならないほか、アルティメットチャージのチャージ量も違うため、個体差に合わせた戦術が必要となる。オンラインバトルでの使用もできるので、戦略的に使用することで、最後に大逆転をくりだすチャンスをうかがうことができる。


ニトロ使用時には視界も狭まり、周辺の景色が飛ぶように表現される

マシン紹介

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