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“枯れ木に花を咲かせましょう”大地に生気を取り戻す第3の筆しらべ「桜花〜花咲の力〜」――「大神」

カプコンが、2006年春に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「大神」。破壊された物体を再生したり、そこに存在すべき物体を生み出す「画龍」、問答無用ですべてを切り裂く「一閃」に続く、“最も華やか”な第3の筆しらべ「桜花〜花咲の力〜」を公開。

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 カプコンが、2006年春に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「大神」。ネイチャーアドベンチャーと題された、日本の「和」を基調とした本作については、何度か紹介を行ってきているが、主人公「アマテラス」が使う、森羅万象を操る神の力「筆しらべ」に関して、新たな情報が手に入ったのでお届けする。

 筆しらべはこれまでに、破壊された物体を再生したり、そこに存在すべき物体を生み出す「画龍」、問答無用ですべてを切り裂く「一閃」、2つの存在が明らかになっているが、そこに加わるのが“最も華やか”な筆しらべと称される「桜花」となる。

 桜花は“大地から失われた生気を取り戻す”という、本作の目的にダイレクトに通ずる力で、もっと分かりやすく言えば“植物を操る力”となっている。なお、桜花の力を持つ分神は「桜花三神」で、その名の通り3つに分かれており、それぞれに異なる力が宿っている。今回はその中から「桜花〜花咲の力〜」を紹介する。

 花咲の力は、三神の中のひとり「咲ノ花神」に宿っている力で、筆が走ったあとの大地に生気を蘇らせ、草木や花で埋め尽くす、つまり“枯れ木に花を咲かせましょう!”といったものとなる。

桜花三神

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桜花の神様たちはサルの姿をしている。左端の、笙を持っているのが、今回紹介する花咲の力を司る「咲ノ花神」
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咲ノ花神との邂逅。星座から分神を解き放つと、勢い良く現れた咲ノ花神。クルクルと回ったかと思うとビシッとポーズを決めた。華やかな力を持つ神様だけあって、性格もかなり明るいようだ

「桜花〜花咲の力〜」の基本的な使い方

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筆しらべ「桜花〜花咲の力〜」を発動し、目の前にある1本の枯れ木に筆でマルを描く。この時、形はあまり気にせずに適当に木を囲めば良いとのこと。すると、木に力が蘇り、花が咲き乱れる……花咲の力を使えば枯れ木はあっというまに満開の花あふれる木へと生まれ変わる

 なお、花咲の力を使う重要な対象としては、大地の生気の源である「塞の芽」が挙がる。世界中の生気は塞の芽によって保たれているため、各地で出会う枯れてしまった塞の芽に花咲の力を使い、満開の花を咲かせる必要があるのだ。

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普通の木よりも数倍は大きい塞の芽も、花咲の力を使えばあっという間に生気があふれ、爆発的に花が咲き始める。これをきっかけにして大地に緑があふれ、冒険できるフィールドも広がっていく

 しかし、花咲の力は決して塞の芽のためだけに用意されている能力ではない。大地に筆を走らせれば、あたりに草花を生やすこともできる。こちらに関しても、ただ単に地面に草花を生やして遊ぶほかに、邪気が固まっている土地で使えば、驚くような効果を発揮することがあるとのこと。

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暗い気があふれ、生き物が住めるような場所ではない土地に花咲の力を使えば、筆のあとに草花が現れる。これをきっかけにして、土地に生気が呼び戻され、さらに草花が広がってゆくこともある。しかも、何やらアイテムも出現したようだが……

 ここまで紹介した限りでは、花咲の力は“明るく平和な力”ととらえることができるだろうが、実は戦闘にも使うことができる。とは言え、花咲の力を使われた敵は花果あふれる木になるため、“妖怪を倒す”というよりは、“妖怪の魂を浄化する”というイメージに近いかもしれない。

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ただの樹木かと思い、近づいてみると……何と妖怪の魂が乗り移った「妖樹」であることが判明! こちらを攻撃しようとしているようだが、ひるんだ一瞬のスキを狙い花咲の力を発動。マルを描けば、妖樹の邪気がはらわれて花が咲き始める
大神
対応機種プレイステーション 2
メーカーカプコン/クローバースタジオ
ジャンルネイチャーアドベンチャー
発売日2006年春予定
価格未定
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画面は開発中のものです


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