転がせ転がせ僕と私の手のひらで――「僕の私の塊魂」(1/2 ページ)
街に出よ! 塊を転がせ! 今度の「塊魂」はPSPに舞台を移す。でも相変わらずの……いやさらにパワーアップした王様と王子に会えること請け合いの続報。「ミニ課題」や「通信対戦」など新要素を公開!
2004年3月18日に発売された「塊魂」は、その特異なゲーム性と独特な世界観で注目され数々の賞を受賞。2005年7月7日にシリーズ第2弾となる「みんな大好き塊魂」が発売され、そして満を持してPSPにて「僕の私の塊魂」が発売されるに至った。ちなみに2作連続でグッドデザイン賞も受賞しており、勢いは止まらない。これもすべて王子……もとい偉大な大コスモの王様のおかげです。
以前紹介したものから追加された新着情報を中心にPSP「僕の私の塊魂」をご案内いたしましょう。ちなみに今回転がすのは、星ではなく島を作るため。王様、島までつくれちゃうなんてスゴイ! みんなの幸せのためにガンバレ王子! 転がせ王子ー!!
ストーリーってどんな感じなの?
一目瞭然だが、島に災害を与えたのは王様(でかい)である。そしてその尻ぬぐいをするのが働き者の王子(5センチ)。プレーヤーは、王子(一応主人公)を操作して「塊」を転がし、ステージに配置された色々な「モノ」(野菜や人間等)を巻き込んで大きくしていく。ただし、「塊」の大きさに対して大きすぎる「モノ」は巻き込めない。速いスピードで、巻き込めないモノや壁・移動しているモノにぶつかってしまうと、「塊が崩れ」て「小さくなること」がある。塊が大きくなると、段差を越えられるようになったり、また障害物そのものを巻き込むことができるようになる……。とにかく時間内にできるだけ大きく、もしくは同じ者をより多く塊にすることがあなた(王子)の使命なのだ。
キャラクターはどんなのがいるの?
王様(大コスモの王):キングオブキング、王の中の王
大体の物事の原因を作っているが、人気はバツグン。広い心の持ち主で、自然や動物を愛するピュアなお方。ちなみに人の目を気にする傾向があり、面倒くさいことでも頼まれると嫌とは言えなくなってしまう。でも実働は王子。塊をころがす王様の息子は、いろいろな試練をのりこえ、心は大きく成長しつづけるが、身長は依然として5センチのまま。イラストでいうと中央の小さい緑の塊っぽいの。王様と隣は王子の母上。この人もイカス
イトコ・ハトコ、そしてルーキー
モードはどうなっているの?
モードは3つ。ストーリーを進めていくメインモードと、ミニ課題、そして対戦である。メインモードは、島を失った多くの動物たちのお願いを聞くために、モノがあふれる「ヒマワリ大陸」で塊を転がし島を作っていく。ステージは季節や時間帯によって変化。ゲーム中にこっそり登場している王子のイトコやハトコを巻き込めれば次のステージで操作キャラクターとして使用することができる。
ただでさえおかしなゲームなのだが、「ミニ課題」はさらに特徴的。王子島から離れた場所にある火山島に流れ着いた動物たちはさらに難解なお願いをしてくるという。依頼どおりに塊ができ、それを王様が新しい島にすると、火山島にも変化が現れるらしい。
ミニ火山島に最初に登場するのは、大好きな女王アリに大きな甘い塊をプレゼントしたい兵隊アリ。しかし女王様はすごく短気。5分以内にプレゼントを持っていかないとフラレてしまう……
対戦ゲームは、PSPの無線LAN機能(アドホックモード)を使用して4人までの対戦ができるモードで、“ためぶつけ”を駆使して戦うもの。
砂場のステージでモノを巻き込み点数を競うもの(モノに点数が設定されており、それを巻き込んだ数で勝敗を決する)で、ゲーム終了時に1番点数の高いプレーヤーが勝利となる。勝負の決め手は“ためぶつけ”で、例え相手が巻き込んだものでも“ためぶつけ”によって落とさせることができる。モノを落とさせ最終的にそれを奪うなんて展開も!
通信テーブルで対戦相手を待つ。こうして現れたライバルと砂場ステージでいざ勝負。序盤はとにかくモノを集めまくることが重要。そして“ためぶつけ”でガチンコ勝負。相手のふいをついてモノを落とさせることに成功すればこっちのもの。相手の塊はみるみる小さくなっていく
操作ってどうすればいいの?
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