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“プレイへの反応と変化”によって確立される「エーススタイル」――「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」(1/2 ページ)

これまで2回にわたり、機体や敵エースパイロットの紹介を行ってきたが、今回は「エーススタイル・ゲージシステム」や「アサルト・レコード」、パワーアップした「証言VTRムービー」など、本作ならではの新システムを紹介する。

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 前作「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」のオープニングで語られた15年前の戦争「ベルカ戦争」を舞台に、ウスティオ空軍第6航空師団に属する、TACネーム「サイファー」となり、第66飛行隊所属「ガルム小隊」の一番機として、ベルカの空に繰り広げられる戦乱を闘い抜いていく、プレイステーション 2用ソフト「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」。

 これまで2回にわたり、機体や敵エースパイロットの紹介を行ってきたが、今回は本作ならではの新システムを紹介していこうと思う。まずは、本作のデーマである“エースとしての生き様”が“プレーヤーのプレイへの反応と変化”によって、自分だけのドラマが実現する「エーススタイル・ゲージシステム」から。

 本作におけるエースは、敵をせん滅する強き力、報酬こそを重要とする、力と金に生きる「Mercenary Ace (マーセナリー・エース)」、ルールに縛られぬ臨機応変さこそを重要とする、戦場を生き抜く戦局眼を持つ「Soldier Ace (ソルジャー・エース)」、強気をくじき、弱きを助く騎士道こそを重要とする、プライドに生きる「Knight Ace (ナイト・エース)」といったように、大きく3つに分けられる。

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力と金に生きる「Mercenary Ace (マーセナリー・エース)」
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戦場を生き抜く戦局眼を持つ「Soldier Ace (ソルジャー・エース)
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プライドに生きる「Knight Ace (ナイト・エース)」

 ゲーム中はプレーヤーの戦闘行動によって、いずれかのエースに分類され、それにより名声や無線の内容、遭遇する敵の舞台、ストーリーにおいて重要な要素となるムービー演出など、細かに変化していく。とは言え、決してどのエースが一番良いというわけではなく、そこに優劣の基準は存在しない。

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敵機の中には致命傷を負っても、飛びつづけるものもいる。トドメを刺すのか? 刺さないのか? どちらを選んでもプレーヤーの「名声」として、やがてベルカ戦争の空に響き渡ることになる

 また、各ミッション終了後にプレーヤーの行動が総合判定され、エーススタイルも変動するので、常に同じスタイルとなるわけでもないのだ。戦況が進むにつれ、取り巻く状況や人々の変化を体験することにより、最終的に自分がどのようなエースとなるか、まさに“自分だけのエースパイロット体験”に合致したシステムだと言えるだろう。

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各ミッションの終了後に、ミッション中にプレーヤーがとった行動が総合判定され、名声のタイプ(エーススタイル)が変動する。エーススタイルは次のミッションに引き継がれ、さまざまな要素の「変化」へとつながっていく
次ページは、敵エースがプレーヤーを語る「証言VTRムービー」から

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