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秋葉原でエミル・クロニクル・オンライン正式サービス前の「最後のお願い」

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RBB Today

 12月4日、あいにくの雨と気温の中、秋葉原は「ゲーマーズ本店」店頭にてMMORPG「エミル・クロニクル・オンライン(ECO)」のオフラインイベントが行われた。同タイトルは12月9日に正式サービス開始を控えており、この日はガンホー・オンライン・エンターテイメント、ブロッコリー、ヘッドロック3社の代表が勢ぞろい。課金スタートを直前にしてユーザー様への“ご挨拶とお願い”に集まったというわけだ。雨脚が強くなる中でアンプの不調なども重なり、イベント開始時間は少々ずれ込んでのスタートとなった。

 “最後のお願い”トップバッターは、ガンホー森下一喜氏。「有料化スタートということで、これも皆さんのおかげです。これからのオンラインゲームは国産のタイトルが日本市場を変えていくと思っています。その第一弾としてECOでありたいです。皆さんお友達を10人ECOに誘ってください!その10人がまた別のお友達10人を誘って……。12月9日の正式サービス開始には、ぜひ課金してください!」

 二番手の“ECOの総帥”ことブロッコリー木谷会長からは「このたびECOが課金直前ということで、アピールしに来ました。今日はアンプが壊れてつながりませんが、このアンプとECOは関係ありません、ECOにシステム障害はありませんのでなにとぞご安心ください! 私はカードゲームに関しては6年半かかわっていますが、オンラインゲームは2年前から教わりつつ見てきました。MMOというのは作るのも運営するのも難しく、エンターテイメント業界で最も難易度が高いものです。神が作ったようなこのMMO『ECO』で感動して味わって、大勢の人に広めてください。お願いいたします」と熱いメッセージが贈られた。

 最後はヘッドロックの岡田社長から。「思えばちょうど2年前の今頃、ECOの企画を立ていまして、木谷会長に持ち込んだときは『興味ない』の一言で、門前払いを食らいました(笑)。その後の打ち合わせでは『もっと早くできないのかな?』といきなり期間を短縮されたりと茨の道ではありましたが、あと1週間程度で課金できる運びになりました。我々製作会社としては、1年分のアップデート計画はすでにできあがっています。例えば“家”システムは、できれば来年の前半に入れられたらと思ってます。しかしこれらのアップデートを少しでも早く実装するためには、やはり皆様が課金という形で応援していただけないとなかなか前倒しになりません。皆さんどうか来週の課金をよろしくお願いいたします」

 3社の代表が揃いも揃って課金を連呼する、今までにないタイプの正式サービス開始アナウンスに続いて登場したのは本日のスペシャルゲスト榎本温子さん。榎本さんは声優でありECOのユーザーでもあり、ユーザー代表を名乗っての登場であった。実際にLv37のシャーマンを育成している榎本さんは、ユーザー間でも大変有名なプレイヤーで、会話にもECO専用用語がバンバン入るヘビープレイヤーっぷりを見せ付けてくれた。

 榎本さんと一緒にECO宣伝担当の小島幸博氏が見せてくれたのは、新ビジュアルや公認ネットカフェでしかもらえない「ECOプレイチケット」などであった。

 イベント終了間際には、再度3社代表が登場。月額課金1,500円は高いと思われるかもしれないが、カードゲームにたとえるならばスターターキットにあたるクライアントは無料で配布していることになる。1か月1,500円のブースターを買うと思えば安いもの。無料で遊べるのもあとわずかだが、ぜひとも正式サービス後は課金してくださいと「最後のお願い」を熱っぽく繰り返していた。また、榎本さんからはパソコンのスペックが足りないならば秋葉で買って帰ってECOをプレイしてください!とヘビーユーザーらしい言葉が飛び出した。

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