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北京オリンピックのゲームはセガから――ビデオゲーム販売権を取得

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 セガは、国際オリンピック委員会(IOC)の独占的ライセンシーであるInternational Sports Multimediaのワールドワイドライセンスパートナーとなったことにより、2008年に開催される北京オリンピックのビデオゲーム販売権を取得したことを明らかにした。

 これによりセガは2009年まで、全世界において家庭用ゲーム機、PC/マッキントッシュ、業務用ゲーム機、携帯型ゲーム機向けにゲームを販売していくこととなる(携帯電話機向けゲームはアジア地域のみの販売権を取得)。

 今回のパートナーシップ締結にあたり、ISMの会長兼CEOであるRaymond Goldsmith氏は、「歴史的なオリンピックとなるであろう2008年北京オリンピックにおいて、セガとパートナーシップを組めることを喜ばしく思います。セガのビデオゲームにおける高いパブリッシング能力と豊富な財産は、世界中のゲームプレイヤーをより深いオリンピックの体験へと導くでしょう」

 セガの代表取締役社長兼COOである小口久雄氏は、「2008年の北京オリンピックに際して、セガが公式にビデオゲームパブリッシャーとなることに大変興奮しております。そして、かつてないほど多種にわたるプラットフォーム向けに革新的なゲームを開発することで、より広がったオリンピックの体験を提供致します。本プロジェクトにより、セガはグローバルに展開するエンタテインメントビジネスをさらに拡大させるとともに、今後高い成長が期待される中国を含めたアジア市場においても、販売を大きく伸ばすこととなるでしょう」とのコメントを、それぞれ発表している。

 なお、ゲーム化を予定している競技としては、「水泳」(飛込みおよび競泳)、「アーチェリー」、「陸上」、「野球」、「バスケットボール」、「ボクシング」、「カヌー・カヤック」、「自転車競技」、「乗馬」、「フェンシング」、「サッカー」、「体操」、「ハンドボール」、「ホッケー」、「柔道」、「近代五種競技」、「ボート」、「ヨット」、「射撃」、「ソフトボール」、「卓球」、「テコンドー」、「テニス」、「トライアスロン」、「バレーボール」、「重量挙げ」、「レスリング」といったものが挙げられている。

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