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まだまだ脳は若返る。アナタももっと脳を鍛えてみませんか?「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」レビュー(2/3 ページ)

“あなたの脳年齢は何歳?”。昨年、ニンテンドーDSに登場して以来、脳の若返りブームを起こした「脳を鍛える大人のDSトレーニング」。年末に登場した続編でブームはさらに加速するのか。

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連続減算

 左画面に表示された基本の数から、決められた数を次々と引いていくテスト。たとえばベースの数字が「89」、指示が「連続して8を引いていって下さい」という場合、81→73→65→57……と、右画面に書いていく。基本的には小学生レベルの引き算なので、落ち着いてやれば問題はないはずだ。

 リズムに乗って一気に計算するのが時間短縮のコツとなる。引き算に自信がないという人は、“9を引くときは、82→73のように、10の位が1つ減って1の位が1つ増える”といった法則性で覚えるのも手だろう。

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「連続減算」では、前の数字は塗りつぶされてしまう。塗りつぶされた数字を忘れたら、「もう1回」をタッチしよう

最高数字

 右画面に複数の数字が出るので、その中からもっとも数の大きい数字をタッチするテスト。全30問でタイムを競う。一見簡単そうに思えるが、やってみるとなかなか手強い。それぞれの数字でサイズが違うのがややこしい。サイズが大きいと、数も大きいと錯覚してしまうのはなぜだろう?

 テスト中盤からは動き回る数字も出現し、それにも目を奪われる。“これだ!”と思っても、一瞬冷静になって全体を見渡したい。とは言え、間違った数字をチェックしても減点はないので、とりあえずタッチしまくるというズルい作戦もあるが……。

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一番値の大きい数字にタッチする「最高数字」。数字のサイズはそれぞれ異なる。前作の「数字数え」に少し似ている

 このほかにも、前の式の数字がスライドする「記憶加算」、25マスの数字を位置まで記憶する「5×5記憶」、0〜9の各数字に対応した符号を書く「符号変換」といったものが用意されている。

趣向を凝らした新トレーニング

 ここからは日々のトレーニングを紹介していこう。前作は計算問題が目立ったが、今回は漢字力が試されるものもバッチリ収録された。

漢字書取

 左画面の問題文を見て、右に正しい漢字を書く、漢字ドリル風のトレーニング。9問の一般的な問題と、1問の難問という構成となっている。一般的な問題は、漢字検定のような難しい出題は少なく、日常でよく目にする漢字ばかりだ。とは言え、中には「霧サメの降る秋」や「形がカわる」、「年がアラタまる」など、油断すると足をすくわれる良問もあるので、注意したい。似た形式のトレーニングとして、四字熟語の一文字を埋めるトレーニングもプレイを続けると出現する。

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「漢字書取」には、PCや携帯の変換機能ばかり使っているとつい忘れがちな漢字が出題される。書けないと恥ずかしい

算術記号

 「6□5=11」、「12□2=6」といった計算式が正しくなるように、「+」、「−」、「×」、「÷」の記号を入れるトレーニング。問題数は20問。こちらは最初は隠されている「難しい」が選べるようになってからが本番だ。

 答えがマイナスになったり、計算式にカッコがついたりと、難しさが飛躍的にアップする。「1□3□4=-11」、「8□4□2□4□=26」なんて問題、すぐに解けますか? “足し算・引き算よりも、割り算・掛け算を優先する”といった、四則演算のルールも忘れずに。

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符号が2つ3つと増えると、途端に難しくなる「算術記号」。理詰めで考えると時間がかかるので、まずは直感で当てはめる

名曲演奏

 サンプル曲を聞いてから、左画面に表示される楽譜通りに、ピアノの鍵盤をタッチして曲を演奏するトレーニング。曲目は「森のくまさん」や「お正月」などの童謡から、ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」といったクラシックの名曲まで幅広い。

 楽譜に補助的に振られたドレミ通りにタッチすればいいだけだが、リズムよく弾けると楽器を演奏したような気分になる。「難しい」にすると、楽譜の「ドレミ」の文字が消えてしまう。こちらは楽譜がすらっと読める人向きだろう。

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タッチスクリーンを鍵盤に見立てた「名曲演奏」。音ゲーのようで楽しい。曲数も約2カ月分とかなり豊富

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