外は大雪、中は熱気――次世代ワールドホビーフェア東京大会開催(1/6 ページ)
大雪の東京。交通機関の様子を見ながら午前中に家を出た筆者だが、案の定JR京葉線は快速運転を中止しており、各駅停車のみ。「これでは人の出足も鈍いだろう」と思っていたがそれは甘かった。海浜幕張駅を降りると、そこには親子連れがたくさん。もちろん、目的地は幕張メッセだ。
雪なんて関係ない子供パワー
「今日って、大雪だよね……」。そんな天候を忘れ去るほどの来場者であふれかえっていた「第23回次世代ワールドホビーフェア」東京大会。電車が一部運休になったり、高速道路はチェーン規制となるなど、首都圏の交通機関が乱れた土曜日だったが、そんな事情は関係ないかと思うほど、場内は人であふれかえっていた。
「ポケモンレンジャー」を“体感”できるポケモンブース
ポケモンブースでは、3月23日に発売される予定のニンテンドーDSソフト「ポケモンレンジャー」の展示に多くのスペースを割いていた。ただし、いつものように試遊台が並んでいるのとはちょっと違う。コーナーを4分割して、ポケモンレンジャーを実際に“体感”できるのが特徴だ。
入り口から入ると5分程度のビデオが流され、ここでポケモンレンジャーのゲームシステムが覚えられるようになっている。そのあとは、実際にニンテンドーDSで体験することになる。なお、体験コーナーは2段階に分かれており、とりあえず最初はポケモンをキャプチャすることを理解するのが目的。それが達成できたら、次はもう少し高度なキャプチャに挑む、という流れだ。
体験コーナーには、よくある大きな筐体ではなく、ニンテンドーDS本体が30台ほど用意されている。ここでキャプチャを体験する。コーナーの周りには“くさ”をイメージしたレイアウトで、雰囲気を盛り上げる。それぞれの目的が達成されたら、スタンプラリーのように、渡された小冊子にスタンプを押してくれる
そして最後には、2006年夏に公開される「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子」の紹介ビデオを見ることができるようになっている。その上映コーナーも、映画のイメージである海底神殿とカイオーガが配置されるなど、趣向を凝らしていた。
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